〜関西電力・300形〜

300形

300形・311号車
2001/11/20、扇沢にて

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 関西電力トンネルトロリーバスは、長野県の扇沢と黒部ダムを結ぶ関電トンネルを走るトロリーバスで 開業は1964(昭和39)年8月1日です。都市内交通からトロリーバスが消えて以来、1996年に立山トンネルの トンネルバスがトロリーバスに転換されるまでの間は国内唯一のトロリーバスとして知られてきました。
 現在走っている300形は開業時の100形・置き換え車だった200形に続いて登場した3代目で、現在は すべて300形に統一されています。全15両の在籍で、主制御装置にVVVFインバータを使用しているのが 最大の特徴です。回生・発電ブレーキ併用で120kWの主電動機1個を制御しています。車内はクロスシートで ロングシートだった200形よりも快適になっています。

車内
300形の車内です。前向き固定のクロスシートです。いわば「普通のバス」なんですけどね(笑)
311、黒部ダムにて。(2001/11/20)

プレート
関西電力は1994年に鉄道友の会から「グローリア賞」を受賞しています。車内にプレートがついていました。
311、黒部ダムにて。(2001/11/20)

走行音[kdn300a.ra/1499KB]
収録区間:扇沢→黒部ダム(2001.11.20)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝GTO、個別(1個)制御)
主電動機:120kW(SE-335型)
※VVVF音が響きわたるものの、ゴムタイヤのバスですのでジョイント音がないという不思議さです。 扇沢駅からトンネルに入るまでは勾配+曲線を走るため、重々しい音が響きます。また、トンネル内で 分岐・合流する地点でのポールからの音にもチェックです。

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★このページの参考資料:
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年11月22日 最終更新:2009年1月25日
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