〜関西電力・300形〜
関西電力トンネルトロリーバスは、長野県の扇沢と黒部ダムを結ぶ関電トンネルを走るトロリーバスで
開業は1964(昭和39)年8月1日です。都市内交通からトロリーバスが消えて以来、1996年に立山トンネルの
トンネルバスがトロリーバスに転換されるまでの間は国内唯一のトロリーバスとして知られてきました。 現在走っている300形は開業時の100形・置き換え車だった200形に続いて登場した3代目で、現在は すべて300形に統一されています。全15両の在籍で、主制御装置にVVVFインバータを使用しているのが 最大の特徴です。回生・発電ブレーキ併用で120kWの主電動機1個を制御しています。車内はクロスシートで ロングシートだった200形よりも快適になっています。 |
300形の車内です。前向き固定のクロスシートです。いわば「普通のバス」なんですけどね(笑) 311、黒部ダムにて。(2001/11/20) |
関西電力は1994年に鉄道友の会から「グローリア賞」を受賞しています。車内にプレートがついていました。 311、黒部ダムにて。(2001/11/20) |