〜福岡市交通局・1000系〜
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※前ページの写真は1000系第5編成(1509)、博多にて。(1999/03/01)
1000系は1981年の地下鉄開業用として登場した形式です。その後貝塚延伸まで5次にわたって
増備され、合計18編成が投入されました。 車体はセミステンレス製で、前面は非常口をオフセットした非対称形です。 側面の窓は一部を除きすべて固定式です。制御装置は電機子チョッパ制御で、回生ブレーキ付きです。 編成は6両で、4M2Tです。 地下鉄線内ではワンマン運転が行なわれ、それに伴うワンマン機器やATOも搭載しています。 この先進性が評価され、1982年の鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。 現在は車体更新が始まり、それと同時に制御装置の更新も行なわれ1000N系として区別される ことになりました。徐々に更新されていく模様です。 |
1000系のチョッパ装置です。私が調べた編成はすべて日立製でした。文献によると1000系は
三菱のチョッパなはずなのですが、混在しているのか、更新してしまったのかはよく分かりません。
1024、姪浜にて。(1999/03/08) |
1000系の車内です。オールロングシートです。また妻面は木目調の化粧板です。
1009、姪浜にて。(1999/03/01) |
1000系に限ったことではないのですが、ドアに貼られているステッカーは日本語・韓国語・英語・中国語の
4か国語表記です。アジアの国際都市、福岡らしい一面です。
1035、貝塚にて。(1999/03/08) |