〜福岡市交通局・1000N系〜

1000N系

1000N系第4編成(1507N以下6連)
1999/03/01、姪浜にて

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※前ページの写真は1000N系第4編成(1507N)、姪浜にて。(1999/03/01)


 登場から15年以上経過した1000系は、車体更新の時期を迎えて更新することになりましたが、 その内容が大掛かりであるためなのか、1000N系として区別されることになりました。
 更新内容は、車内では座席モケットの交換、各車両への車椅子スペースの設置、扉上への LED案内表示器の設置があります。車体では前面窓の曲面ガラスへの交換、行先幕のLED化、 連結面の転落防止幌の設置があります。そして制御装置も交換され、電機子チョッパから IGBT素子使用のVVVFインバータ装置へと交換されました。VVVF装置は2000系2511編成に 積まれているのと同じものです。
 更新は1997年度から開始され、まずトップナンバーの1501編成が1998年4月1日付で更新改造を 受けました。2001年9月現在、10本の更新が終了しています。2001年度最初の更新となった1519Fに 関しては、制御装置が変更となり2レベルインバータになっています。

VVVF装置
交換されて新たに取り付けられた制御装置は3レベルIGBT素子使用のVVVFインバータで1C4M2群制御です。2511編成と 同じ日立製です。
1007N、姪浜にて。(1999/03/01)

1000N系車内
1000N系の車内です。中間車にも車椅子スペースが設置されました。また座席のモケットが交換されています。
1007N、姪浜にて。(1999/03/01)

LED案内表示器
更新されて取り付けられたLED案内表示器です。上段で行先を、下段で次駅名を表示します。
1007Nにて。(1999/03/01)

走行音(3レベルIGBT)[fu1000na.ra/225KB]
収録区間:空港線 西新→唐人町
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(日立IGBT・1C4M2群制御)
※VVVF装置は2511編成と同じ物ということで、基本的に音は同じです。ただし 減速時の回生制動が切れるのが少し早いです。ちょっと分かりづらいかもしれませんが…
走行音(2レベルIGBT)[fu1000nb.ra/228KB]
収録区間:空港線 藤崎→西新(2001.09.03)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(日立IGBT・1C4M2群制御)
※第10編成となる1519Fは、今までの更新車とは異なり2レベルIGBTインバータを採用しています。 制御装置の画像は撮れませんでしたが、ホームと車両の隙間から見たかぎりでは明らかに違う形の箱で したので、間違いないでしょう。

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★このページの参考資料:
  交友社「鉄道ファン」1998年6月号
  ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年5月2日 最終更新:2009年1月25日
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