〜広島電鉄・3900形〜
3900形は3800形の後継車といった位置づけで1991年に登場した宮島線直通用の3車体連接の
車両です。基本的な仕様は3800形を踏襲しているものの、細かいところで多くの変更点が見られます
。角形ヘッドライトの採用などで、どっしりと安定した感じになっています。 制御方式はVVVFインバータ制御ですが、電動機出力を60KWから85KWに向上させたことにより、 3800形の1C4Mから1C2Mに変更になっています。そのためVVVF装置はA車とB車にそれぞれ1基ずつの 搭載となっています。 室内は3800形と同様ですが、座席のモケットが3800形の暖色系からグリーン系に変更されています。 現在までに8編成が製造され、宮島線直通車の主力として活躍しています。また3800形と同様に 車体側面には「ぐりーんらいなー」の愛称名が書かれています。 |
3900形の車内です。オールロングシートでモケット色はグリーン系です。 3902B、広電宮島にて(1999/02/28) |