〜伊豆急行・100系〜

100系

100系・121+182+103
2002/02/19、伊豆急下田にて

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 100系は伊豆急行開業時に投入された形式で、両運転台のクモハ100形、片運転台のクモハ110形の1M電動車の 他、制御車のクハ150形・中間付随車のサハ170形・グリーン車を普通車に格下げしたサハ180形・食堂車改造車の サハ190形のグループから成ります。先頭形状については製造年次により差があり、低運転台のほか高運転台の 車両もあります。
 主制御器はPE14K型で、国鉄CS12Aに相当するものとなっています。車体は片側2扉で、ともに車端部に配置されており、 扉付近はロングシート、中央部はクロスシートの配置になっています。冷房改造されたときにロング・クロスを 分ける形で仕切り扉が設置されています。
 1985(昭和60)年の「リゾート21」投入以降、徐々に廃車が進んできましたが、ここ最近はJR東日本から余剰と なった113・115系を購入し200系として投入が進んでいるため、100系の活躍の場は急速に失われつつあります。

車内
クモハ121の車内です。「桜リレー号」で使われたときのもので、河津桜の飾り付けがなされていました。
伊豆急下田にて(2002/02/19)

走行音(未更新車)[ikk121a.ra/490KB]
収録区間:伊豆稲取→今井浜海岸(2002.02.19)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(PE14K型)
主電動機:120kW×4(TDK-806-2-B型、歯車比84:15=5.60、中空軸平行カルダン駆動)
※製造初年度が1961(昭和36)年ということもあって、東急6000系にも似たカルダン駆動初期の独特な 起動音が楽しめる走行音となっています。100系の大半の車両は車軸および駆動装置の更新が行なわれており、 収録したクモハ121は営業車では最後の未更新車となっています。
 ちょうど確実に乗車・収録ができた「桜リレー号」での収録です。車掌さんの放送がしっかりしていて とても聞き取りやすく大変好感が持てました。
走行音(更新車)[ikk129a.ra/668KB]
収録区間:伊豆高原→伊豆大川(2002.02.19)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(PE14K型)
主電動機:120kW×4(TDK-806-2-B型、歯車比5.63、中空軸平行カルダン駆動)
※こちらは車軸・駆動装置の更新が行なわれた車両の走行音です。上記の音に比べると大変静かで 逆に言うと特徴がない走行音です。

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★このページの参考資料:
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1998年4月臨時増刊号「甲信越・東海地方のローカル私鉄」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2002年2月27日 最終更新:2009年1月25日
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