〜伊豆急行・100系〜
100系は伊豆急行開業時に投入された形式で、両運転台のクモハ100形、片運転台のクモハ110形の1M電動車の
他、制御車のクハ150形・中間付随車のサハ170形・グリーン車を普通車に格下げしたサハ180形・食堂車改造車の
サハ190形のグループから成ります。先頭形状については製造年次により差があり、低運転台のほか高運転台の
車両もあります。 主制御器はPE14K型で、国鉄CS12Aに相当するものとなっています。車体は片側2扉で、ともに車端部に配置されており、 扉付近はロングシート、中央部はクロスシートの配置になっています。冷房改造されたときにロング・クロスを 分ける形で仕切り扉が設置されています。 1985(昭和60)年の「リゾート21」投入以降、徐々に廃車が進んできましたが、ここ最近はJR東日本から余剰と なった113・115系を購入し200系として投入が進んでいるため、100系の活躍の場は急速に失われつつあります。 |
クモハ121の車内です。「桜リレー号」で使われたときのもので、河津桜の飾り付けがなされていました。 伊豆急下田にて(2002/02/19) |