〜JR東海・123形〜
123形は荷物輸送の廃止に伴って余剰となった荷物車を旅客用に改造した車両です。
JR全社で13両しか在籍していないものの、種車の関係で様々なバリエーションが存在します。内訳は
JR東日本に1両、JR西日本に5両、JR東海に7両です。東と西に在籍している123形はいずれもクモニ143形を
種車としていて、主電動機はMT57形です。 JR東海に在籍している123形は全部で7両あり、クモユニ147形を種車として123形40番代が、 クモヤ145形600番代を種車として123形600番代がそれぞれ1987(昭和62)年に登場しています。主電動機は いずれもMT46形で101系や111系と同一のものです。 123形40番代は片側2扉の出入り口をもつ車両で、前面は非貫通となっています。のちにインバータークーラー 取り付け工事などが行なわれ、123形5040番代に改番されています。また冷房改造のほかワンマン対応工事 が行なわれたものは5140番代に改番されており、現在40番代は存在しません。123形600番代は前面貫通型で、 側面の出入り口は片側3ヶ所設置されています。 |
クモハ122-5041〜5044の4両は種車の関係から非貫通となっています。また側面は片側2扉となっています。
クモハ123-5043+-5041、沼津にて(2000/04/04) |