〜JR東海・313系〜

313系

313系・Y12編成
2000/02/23、東海道本線名古屋にて

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※前ページの写真はクモハ313-4、岐阜にて。(1999/08/01)


 313系は老朽化した113系や103系、165系の置き換え用として1998年度・1999年度で 合わせて181両が投入されるJR東海の新形式近郊型電車です。まず、1999年5月6日に 中央西線で営業運転を開始し、6月1日に東海道本線、御殿場線、身延線で、7月15日からは 関西線でも運転を開始しました。これによってJR東海の103系を引退に追いこみました。
 313系には4連・3連・2連の3種類があり、4連と3連は転換クロス、2連は固定セミクロス という客室内となっています。ドアまわりのスペースを大きく取っているのが特徴の ようです。客ドア上の鴨居部にはLED案内装置が設置されています。また、大阪方先頭車 クハ312には洋式トイレが設置されています。
 番代区分は転換クロス・4連の0番代、同じく2連の300番代、転換クロス(車端ロング)・4連の 1000番代、同じく3連の1500番代、セミクロスシート・2連の3000番代、さらに中央西線の 「セントラルライナー」に使用される特別仕様車という内容となっています。
 外観は373系ゆずりの前面と、キハ75ゆずりの側面を組み合わせたようなものになっています。 足回りは最高速度を120km/hに設定し、VVVF制御装置は1C2Mの2群制御の東芝製2レベルIGBTを使用 しています。
 2年度にわたる大量増備により、JR東海の新たな顔となりました。

8000番代
セントラルライナー用の8000番代です。間合い運用では普通列車にも使用されています。
B201編成、多治見にて(2000/02/25)

VVVF装置
313系の制御装置は、東急3000系とほぼ同じ形であることから東芝製であると思われます。 3つ見える冷却ユニットのうち、一番左はSIVのもので、右の2つがVVVFのものです。そのため SIVを搭載しないモハ313-1000には一番左のユニットがありません。
クモハ313-3027、名古屋にて。(1999/04/09)

0番代車内
0番代の車内です。青色の転換クロスシートが扉間に5列並んでいます。ドア付近のスペースは 大変広く取られているのが分かるかと思います。
クモハ313-10、豊橋にて。(1999/08/31)

3000番代車内
3000番代の車内です。こちらは緑色のセミクロスシートとなっています。
クモハ313-3027にて。(1999/08/31)

0番代走行音[313-0a.ra/348KB]
収録区間:東海道本線 西岐阜→穂積(2000.02.27)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝2レベルIGBT・1C2M2群制御)
主電動機:C-MT66A(185kW)
※東海道本線での収録です。3本ある走行音は基本的にどれも変わりありませんが、 一番聞きごたえがあるのはこのファイルかと思います。
1000番代走行音[313-1a.ra/298KB]
収録区間:中央本線 千種→鶴舞(2000.02.27)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※中央本線での収録です。3本ある走行音の中では最も短い駅間での収録です。
3000番代走行音[313c.ra/328KB]
収録区間:中央本線 新守山→勝川(1999.08.31)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※当初から公開している走行音です。車外スピーカーを使用した乗降促進メロディーが 鳴っていますが、ちゃんと鳴らしていたのは就役当初だけだったような…
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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」1999年5月号
 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1999年6月号
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年4月21日 最終更新:2009年1月25日
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