〜JR東海・383系〜
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※前ページの写真はクロ383-9、名古屋にて(1999/01/19)
383系は中央西線の特急「しなの」に使われていた381系を置き換えるために登場した形式で
1994年8月に試作編成6連1本が登場しました。振子装置は381系の自然振子式に代わり、制御付き
振子式になりました。足回りはVVVF制御の採用が採用され、MT比は1M1Tながら加速度・最高速度
共にアップし、最高速度は130km/hとなりました。 グリーン車は6連についてはパノラマ型非貫通先頭車に位置し、4連については貫通型先頭車 になっています。普通車はシートピッチが広がったほか、読書灯も標準装備です。またNTTカード式 電話の設備もあります。 量産車は1996年12月から営業運転を開始し、それに合わせて6連・4連・2連の3種類の編成が 増備され、定期「しなの」の運用をすべて担当し、最大10両編成で運転されています。また 現在は夜行急行「ちくま」にも充当されています。 また1999年12月改正で登場した中央西線の「セントラルライナー」の増結に伴い、383系が 同列車に充当されたことがあります。 |
383系のVVVF装置は東芝製で、個別制御です。すべてのM車の床下に搭載されています。
クモハ383-9、名古屋にて。(1999/04/09) |
383系の普通車客室内です。比較的シートもしっかりしたつくりのように感じられました。
クモハ383-13にて(2000/03/26) |