〜JR東日本・101系〜
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※前ページの写真は浜3編成、尻手にて(2000/03/05)
101系は1957(昭和32年)に登場した通勤車で、全鋼製の20m4扉・両開きドア、高速回転モータによる
中空軸カルダン駆動、発電ブレーキ併用の電磁直通ブレーキなどを採用し、新性能電車と呼ばれた
現在の電車の基礎となった形式です。登場時は車輌称号規定改定前で、当時はモハ90系を名乗っていました。
登場当時は輸送力が逼迫していた中央線に投入され、後に山手線にも投入されています。全電動車による
高加減速性能を売り物にしていましたが、変電所容量の関係により10両編成の場合は8M2Tとせざるを
得なかった経緯があり性能をフルには発揮できなかったようです。 後に103系や205系の登場により東京では南武線や鶴見線などに転出しましたが、現在は南武支線・ 尻手〜浜川崎間4.1kmの運用に6両が残るのみとなっています。これら6両はワンマン運転を行なうための 改造が行なわれているのが特徴です。山手線への新車導入→205系転属で101系が淘汰されるという 噂があり、この先も安泰というわけにはいかなくなってきたようです。 上の写真は早朝の時間帯に川崎新町で見られるものです。左は朝から最終まで運用につく83H、右は 朝ラッシュの応援運用で待機中の81Hです。 |
101系の車内です。座席の色はオレンジ色で、更新されずに残っているものと思われます。 クモハ100-172、尻手にて。(1998/04/26) |