〜JR東日本・209系1000番代〜
209系1000番代は、常磐緩行線・千代田線の新CS-ATC化による増発用として、10連2編成が
東急車輌で製造されました。前面は地下線に乗り入れることから貫通型となり、助士側に
スイングプラグドア式の貫通扉が設置されています。スタイルは209系というよりも
205系に近いイメージになっています。側面は500番代に準じていて、車両中央寄りの
4ヶ所の大窓が開く構造になっています。行先表示は500番代と同じLED式で、側面に関しては
路線名との交互表示が可能となっています。車内は500番代に準じていて、座席のモケット
も500番代と同じです。なお、車椅子スペースは営団車に合わせた形の2・9号車に設けられて
います。 営団車両の起動加速度3.3km/h/sに対応するため、209系の基本編成としては初めて M車がT車を上回る6M4Tとなりました(南武線の4M2Tを除く)。制御装置は0・500番代と 同じものですが、電動機は500番代と同様のMT73形となっています。 同車は営団への習熟訓練や各種試験を行なった後1999年12月4日より営業運転に入っています。 |
209系1000番代のVVVF装置です。
0・500番代と同じ三菱のGTOモジュールで、1C4M2群制御です。
モハ209-1001、逗子にて。(1999/08/24)
試運転中に実現したE501系との並びです。209系1000番代はどちらかといいますと205系に近い 顔をしているような感じがします。 北千住駅にて。(1999/08/25) |