〜JR東日本・719系〜
719系は仙台地区の輸送状況改善のため投入された形式です。455系などの2扉車では
ラッシュ時には不向きなことや、老朽置き換えの目的があったものと思われます。
0番代は1989(平成元)年12月から1991(平成3)年8月までに落成しています。 編成はクモハ-クハの2両編成で、最大8両までつなぐことができます。車体は軽量ステンレス、 車内はセミクロスシート配置ですが、クロス部分は2人がけシートの集団見合い式になっている のが特徴です。 制御方式はサイリスタ位相制御で、主電動機は211系などと同様のMT61型です。 719系は仙台地区に2連42本が投入されたほか、山形新幹線の改軌にともなって標準軌仕様の 5000番代が2連12本投入され、1991(平成3)年11月から営業運転を始めています。 |
719系の車内です。セミクロスシート配置ですが、クロス部分は集団見合い式となっています。
中央は4人ボックス、その両脇には2人がけの席があります。 クハ718-27、仙台にて。(2000/07/23) |