〜JR東日本・E231系通勤型〜
E231系は209系とE217系を融合して発展させた形式と位置付けられ、通勤型・近郊型のどちらにも
使用できる性能を持った形式です。試作車となる209系950番代(現在はE231系900番代)が1998(平成10)年
10月に新造されて各種試験が行なわれてきました。そして中央・総武緩行線に投入される通勤型の
量産車が登場したのは2000(平成12)年2月のことで、2000年3月13日から営業運転を開始しています。 この形式の特徴として、まず最大幅2950mmの幅広車体であること、列車情報管理装置(TIMS)を 装備していることが挙げられます。また通勤型には4号車に6扉車が連結されているのも特徴です。 制御装置は三菱製の3レベルインバータ(IPM)が採用されました。主電動機はMT73型(95kW)です。 現在、通勤型は中央・総武緩行線に集中的に投入されており、2000年度末には習志野区の103系を すべて置きかえることになっています。 |
E231系通勤型の制御装置は三菱製3レベルインバータです。1C4M2群制御となっています。 モハE231-3、品川にて。(2000/02/08) |
E231系通勤型の車内です。オールロングシートですが、幅広車体のため通路が広いです。 モハE231-4にて。(2000/03/13) |