〜JR東日本・E231系近郊型〜

E231系近郊型

E231系近郊型・U-502編成
2000/06/22、上野にて

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 E231系近郊型は宇都宮線で走っている115系の置き換え用の車両で、通勤型から少し遅れた2000 (平成12)年3月から落成が始まり、2000年6月21日から営業運転を開始しています。 その後も次々と落成が続き、2000年12月2日改正よりE231系の運用数は一気に増大しています。
 幅広車体や列車情報管理装置(TIMS)に関しては通勤型と同一ですが、通勤型と異なる点として まず運転台が高運転台構造となり、踏切事故対策として運転室の前後寸法が大きく拡大されたこと、 10両編成の上野方2両と5両編成の黒磯方2両がセミクロスシートになっていることが挙げられます。 また車体のラインは一見湘南色に見えますが、緑色はJR東日本のコーポレートカラーの緑色となって いるためと、色の配置が異なるためかなり違った印象です。
 制御装置は209系950番代(→E231系900番代)で試験された日立製の2レベルIGBTインバータが 採用となりましたが、非同期音はかなり違ったものとなっています。主電動機はMT73形で、通勤型と 同一となっています。
 宇都宮線用のE231系は3〜4年ほど継続して投入され、115系をすべて置きかえるものと思われます。

E231系近郊型制御装置
E231系近郊型の制御装置は日立製2レベルインバータです。1C4M2群制御となっています。
モハE231-1004、鶴見にて。(2000/03/29)

E231系近郊型車内(クロス)
E231系近郊型の車内です。10両編成の上野方2両と5両編成の黒磯方2両はセミクロスシートと なっています。
モハE230-1004にて。(2000/06/22)

E231系近郊型車内(ロング)
上記以外の車両はすべてロングシートとなっています。ドア横に半自動ドアスイッチが ある以外は通勤型とほぼ同一です。
モハE231-1004にて。(2000/06/22)

走行音[e231-1ka.ra/340KB]
収録区間:宇都宮線(東北本線) 白岡→新白岡(2000.06.22)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(日立2レベル3300V-IGBT・1C4M2群制御、SC59A型)
主電動機:95kW(MT73形、歯車比7.07)
※日立2レベルIGBTの音であるのは間違いないのですが、それにしてもちょっと妙な非同期音です。 まるで飛行機が急上昇・急降下をするような音だという人もいるようですが…

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★このページの参考資料:
 ネコ・パブリッシング「JR全車輌ハンドブック」
 ジェー・アール・アール「JR電車編成表」
 交友社「鉄道ファン」2000年4月号・6月号
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年1月15日 最終更新:2009年1月25日
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