〜JR東日本・E751系〜

E751系

E751系・盛アオA103編成(クロハE751-3以下6連)
2000/07/24、盛岡にて

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 E751系は盛岡〜青森〜函館を結ぶ特急「はつかり」に使用されている485系の老朽化に伴い 2000(平成12)年3月11日改正に投入された交流区間専用の特急車です。基本的にE653系の車体・ 車両性能を元にしていますが、直流区間への乗り入れを必要としないため、その分コストダウンに なっているようです。また寒冷地対策が強化されています。
 制御装置や電動機もE653系とほぼ同じものを採用しています。制御装置は日立製IGBT(形式C18C) で、電動機はMT72(145KW)となっています。4M2Tの6両編成で、青森方の先頭車は半室グリーン車と なっています。客室内はE3系・E653系の流れを汲むデザインで、普通車の座席は座面がスライドする リクライニングシートになっています。
 最高速度は485系よりも10km/h上がった130km/hで、最速列車は盛岡〜青森間を1時間58分と2時間を 切る速さで走っています。現在は青函ATCを搭載していないため函館への乗り入れは行なわれていま せんが、将来的には485系(3000番代)を置き換えて乗り入れる予定もあるようです。

E751系VVVF装置
E751系のVVVF制御装置はE653系のものと形状は同一で、日立製IGBT(3レベルPWM)です。
モハE750-102、青森にて。(2000/07/31)

E751系室内
普通車の車内はE653系の流れを汲むデザインのため、これといった特徴はありませんが、 落ちついたデザインです。シートピッチは910mmです。
モハE751-102にて。(2000/08/01)

加速音[e751a.ra/251KB]
収録区間:東北本線 三戸→二戸
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(日立IGBT3レベルPWM・1C4M2群制御)
電動機:MT72形(145KW)・歯車比:17:96=1:5.65
※起動時の音はE653系のものと変わりません。ただし交流専用ですので コンバータの作動音と思われる低目の音が入ります。
減速音[e751b.ra/246KB]
収録区間:東北本線 八戸→三戸
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
※自動放送のチャイムは「JR東日本標準」の4打チャイムです。

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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」2000年3月号
 ジェー・アール・アール「JR電車編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2000年8月23日 最終更新:2009年1月25日
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