〜JR東日本・キハ110系〜

キハ110系

キハ111-203+キハ112-203
1999/03/30、新津にて

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 キハ110系はキハ100形と同時に登場したJR東日本の新世代気動車で、試作車が1990(平成2)年に 登場しています。キハ110系は両運転台のキハ110形、2両固定のキハ111・112形がありますが、0番代は 急行用気動車として登場しています。この0番代は、現在急行「陸中」で運用されています。側扉は プラグドア、新採用となったパイプ式スカートなどが外観上の特徴です。
 その後1991(平成3)年に一般仕様車が登場し、100番代に分類されました。一般車ではパイプ式スカートは 省略されています。さらに側扉を引き戸にした150番代、ステップ高さなどを変更した200番代が登場して います。また秋田新幹線工事に伴う田沢湖線運休に伴って、北上線に代行特急が走ることとなり、 特急仕様とした300番代も登場しました(現在は一般化改造済)。
 一般車の車内はボックスシート配置ですが、4人がけボックスと2人がけボックスの配置となっており 通路幅が広く取られているのが特徴です。駆動機関は試作車では新潟製のDMF13HZA(420PS)とカミンズ製の DMF14HZA(420PS)の両方が使われましたが、量産車ではカミンズ製に統一されています。
 キハ110系は盛岡と釜石・宮古を結ぶ急行「陸中」のほか、八高線・小海線・飯山線・水郡線・磐越東線・ 磐越西線・陸羽東線・陸羽西線・釜石線など広範囲で運用されています。

走行音[k110-200a.ra/394KB]
収録区間:磐越西線 北五泉→新関(1998.12.20)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
駆動機関:DMF14HZA(カミンズ製420PS)×1
変速機:DW14A-B(直結2段式)
※カミンズ製ということもあってか、キハ100形とはかなり違うエンジン音です。

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★このページの参考資料:
 ネコ・パブリッシング「JR全車輌ハンドブック」

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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年1月16日 最終更新:2009年1月25日
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