〜JR東日本・E4系新幹線〜

E4系

E4系新幹線
1998/04/29、東京にて

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 E4系は増えつづける輸送量に柔軟に対応すべく登場した形式で、E1系の12両固定編成 に対し、8両編成となりました。2本をつなげば定員1634名の大輸送力を発揮することが できます。E4系はE1系の新しいバージョンとして位置付けられているようです。 営業運転開始は1997(平成9)年12月20日です。
 E4系の最大の特徴は何といってもその先頭車の形状で、E1系よりもさらに長くなった 11mのノーズがそれをあらわしています。E4系は輸送力に重点を置いていることから 最高速度はE1系と同じ240km/hです。編成は4M4Tで4両1ユニット・MT比1:1というのはE1 系と同じですが、E1系よりもM車の両数が少ないことを受けて制御単位が1両単位から 1台車単位へと変更されています。そのため制御は1C2M方式で、CI装置は電動車に2基ずつ 設置されています。主変換装置の素子はIGBTで、三菱電機が担当したものと思われます。 主電動機はE1系と比べさらに出力をアップしたMT206型で、出力は新幹線車両最大の420kW となっています。
 普通車の自由席はE1系同様、6人がけの座席となっています。E4系ではワゴン車による 車内販売を実現するために、各車両に昇降リフトを設置しているのが特徴です。
 2000年10月現在8連13本が在籍し、「Maxやまびこ」や「Maxなすの」に充当されて います。また山形新幹線400系との併結運転も行なわれています。

走行音[tece4a.ra/1177KB]
収録区間:東北新幹線 くりこま高原→古川「Maxやまびこ48号」(1998.09.14)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IGBT・1C4M制御、CI9型)
主電動機:420kW(MT206型、歯車比2.62)
※E4系はE1系同様、主要機器や空調機器が車端部に集まっているために収録環境は かなり厳しいものがあります。かろうじて非同期音らしきものが入っていますが、 相当強引な収録であることをご了承ください。

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★このページの参考資料:
 ネコ・パブリッシング「JR全車輌ハンドブック」
 ジェー・アール・アール「JR電車編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年1月14日 最終更新:2009年1月25日
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