〜JR北海道・781系〜
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※前ページの写真は、クモハ781-101、手稲にて(2000/07/28)
781系は初の交流専用特急形電車です。北海道にも電化の波が押し寄せて711系による運転が
始まり、そして特急運転も計画されて登場したのが781系です。しかし開発には時間がかかり、
当面のピンチヒッターとして耐寒耐雪装備を施した485系1500番代を1975(昭和50)年に投入した
ものの、冬期は故障が続出して間引きする事態にまでなっていたようです。そして1978(昭和53)
年には試作車900番代が、1980(昭和55)年には量産車が登場し、待望の「充分な」耐寒耐雪装備の
特急車が登場したわけです。 当初は試作車を含めて6連8本の陣容でしたが、後に増発のための短編成化改造が行なわれ、 4連12本に組替えられました。さらには乗降時間短縮のために2扉化改造が行なわれた車両も 存在しています。 現在は特急の主力の座を785系に譲ったものの、特急「ライラック」「すずらん」や快速「エアポート」 で活躍中です。 |