〜ちほく高原鉄道・CR70形〜
ちほく高原鉄道はJR池北線を引き継いで1989(平成元)年6月に誕生した、北海道唯一の第三セクター
鉄道です。池田〜北見間140kmの路線は「ふるさと銀河線」という愛称名がつけられていますが、
経営は非常に厳しいものがあります。 車両は一般型のCR70形8両とイベント兼用のCR75形4両が在籍しています。これらはともに新潟鉄工所の 第三セクター向け軽快DC(NDC)で、JR北海道のキハ130形とは兄弟車の関係にあります。機関はDMF13HZ(250PS)を 1基搭載しています。寒冷地で使用することから暖房機能が強化されています。車内は車端部がロングシート、 中央部がクロスシートになっています。 現在はJR根室本線帯広までの直通運用が2往復設定されていますが、保安装置の関係からJR線内は必ず前寄り にJR車が連結されています。 |
CR70形の車内です。入口付近には大きな仕切りが設置されています。座席は車端部は
ロングシート、中央部はクロスシートです。
CR70-2、帯広にて(2000/07/30) |
CR70形とは兄弟車の関係にあるキハ130形。2000年夏の時点ではすでに定期運用は存在せず、
一部のイベント列車でキハ130-8が使われるのみとなっていました。写真は苫小牧駅構内に
保留車となっているキハ130-10です。本当はこちらに乗りたかったのですが…
キハ130-10、苫小牧にて(列車内から撮影・2000/07/30) |