〜JR北海道・キハ183系〜

キハ183系

キハ183-217以下6連(後追い、一番前はキハ183-901)
2000/07/28、岩見沢にて

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※前ページの写真はキハ183-901、札幌にて(1998.09.11)


 北海道内で走っていたキハ80系が老朽化し、その代替車として性能アップと合わせて投入された のがキハ183系です。1979年に試作車12両が登場し、各種試験が行なわれた後、1981年に量産車が 登場しました。1983年までに89両が増備されました。その後モデルチェンジタイプの500番代が1985 年に登場し、さらにそれをパワーアップしたタイプの550番代がJR化後の1988年に登場しています。 のちにジョイフルトレインに改造された車両がありましたが、それらを除き総勢166両(他に事故廃 車3両)という数字は特急型気動車では最大勢力を誇る、JR北海道では主力車両の座についています。
 このように長い期間にわたって製造されたのと、改造が多かったため非常にバラエティーに富ん でおり、最高速度も試作車の110km/hから500番台の120km/h、550番代の改造車2550番代の130km/h まで揃っています。また車内もリニューアルの仕様がたびたび変更されたことから、座席のバリエ ーションだけをとっても全部で9種類あります。エンジンも6気筒系と12気筒系とあり、前者が5種 類、後者が3種類あります。
 キハ183系は北海道内の気動車特急「北斗」「おおぞら」「オホーツク」「スーパーとかち」や 「サロベツ」「利尻」と広く使われています。

◆キハ183系で収録した気動車オルゴールがあります。車内チャイム のページも合わせてどうぞ。

キハ183系「とかち」グループ
キハ183-217以下6連です。札幌方先頭車はキハ183-505で、中間にはハイデッカーグリーン車の キロ182-508を連結しています。このキハ183形200番代は出力アップ改造車です。
帯広にて(2000/07/29)

キハ183系「とかち」グループ
キハ183-3550やキハ182-2550などで組成された編成は、「北斗」の速達列車で 限定使用されています。先頭はキハ183-3566です。
洞爺にて(2000/07/30)

キハ184加速音[k184a.ra/213KB]
収録区間:根室本線 十勝清水→新得(2000.07.29)
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
エンジン:DMF15HSA(220PS)×1
変速機:DW10
※キハ183形0番代・900番代とキハ184形はいずれもDMF15HSA機関を搭載しています。 発電エンジンも搭載しているため、収録場所を間違えやすいですね…
キハ183形1500番代加速音[k183-1500a.ra/278KB]
収録区間:室蘭本線 伊達紋別→東室蘭(2000.07.25)
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
エンジン:DMF13HS(250PS)×1
変速機:DW13
※キハ183形1500番代はサービス用電源エンジンを床下に搭載し、機器室をなくした 貫通タイプです。
キハ183形3550番代加速音[k183-3550a.ra/253KB]
収録区間:室蘭本線 伊達紋別→洞爺(2000.07.30)
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
エンジン:DMF13HZ(330PS)×1
変速機:DW13A
※キハ183形3550番代は、キハ182形2550番代などとともに、速達「北斗」に限定使用され、 130km/h運転を行なっています。
キハ183形200番代加速音[k183-200a.ra/340KB]
収録区間:千歳線 南千歳→新札幌(2000.07.30)
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
エンジン:N-DMF13HZC(420PS)×1
変速機:N-DW14C(直結2段式)
※キハ183系には直結2段式・3段式の変速機を持ったグループが存在します。キハ182形200番代は N-DMF18HZ(600PS)+直結3段式の組み合わせなのですが、残念ながら見つけられませんでした。 いずれも「オホーツク」「スーパーとかち」用の出力増強車です。
キハ182形0番代加速音[k183-0a.ra/RealAudio5.0形式/288KB]
収録区間:函館本線 滝川→砂川(1998.09.11)
RA形式:RealAudio 5.0 - 12Kbps Music(Bitrate 12Kbps)
エンジン:DML30HSI(440PS)×1
変速機:DW9A
※網走から札幌まで「オホーツク10号」に乗車したキハ183-22の加速音です。夜行列車で あるせいか、速度はかなり遅いです。なぜか起動時に一瞬エンジン音が切れます。これはこの車両に 限らず、他の0番代の車両でも同じでした。なぜでしょう?
キハ182形500番代加速音[k182-500a.ra/248KB]
収録区間:室蘭本線 登別→苫小牧(2000.07.25)
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
エンジン:DML30HSJ(550PS)×1
変速機:DW12
※このグループにはキハ182形500番代のほかに、キハ183形500番代・キロ182形2550番代が 入ります。
キハ182形2550番代加速音[k182-2550a.ra/446KB]
収録区間:千歳線 新札幌→南千歳(2000.07.30)
RA形式:RealAudio3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
エンジン:DML30HZ(660PS)×1
変速機:DW12A
※キハ183形3550番代と同様、130km/h対応グループで「北斗」の速達列車に限定使用されて います。ちょっと長いですが、客室乗務員のアナウンスとともにどうぞ。
車内放送[k183-0b.ra/RealAudio5.0形式/276KB]
収録区間:石北本線 網走→女満別(1998.09.11)
RA形式:RealAudio 5.0 - 12Kbps Music(Bitrate 12Kbps)
※乗車した「オホーツク10号」は閑散期にもかかわらず、3両の増結がありました。 網走駅の駅員さんに聞いたところ、昼間に修学旅行の団体が入ったため車両運用の都合で 切離せなかったとのことです。2号車、増21号車、増22号車、増23号車、3号車…と数えて いくわけですが、誰もいない増23号車に指定券の乗車変更をお願いして貸切状態にしたのは、 言うまでもないことです。ちなみに、放送にエンジン音がノイズとして入ってしまっています。

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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」1997年3月号、1998年8月号
 ネコ・パブリッシング「JR全車輌ハンドブック

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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1998年12月13日 最終更新:2009年1月25日
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