〜JR北海道・キハ183系〜
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※前ページの写真はキハ183-901、札幌にて(1998.09.11)
北海道内で走っていたキハ80系が老朽化し、その代替車として性能アップと合わせて投入された
のがキハ183系です。1979年に試作車12両が登場し、各種試験が行なわれた後、1981年に量産車が
登場しました。1983年までに89両が増備されました。その後モデルチェンジタイプの500番代が1985
年に登場し、さらにそれをパワーアップしたタイプの550番代がJR化後の1988年に登場しています。
のちにジョイフルトレインに改造された車両がありましたが、それらを除き総勢166両(他に事故廃
車3両)という数字は特急型気動車では最大勢力を誇る、JR北海道では主力車両の座についています。 このように長い期間にわたって製造されたのと、改造が多かったため非常にバラエティーに富ん でおり、最高速度も試作車の110km/hから500番台の120km/h、550番代の改造車2550番代の130km/h まで揃っています。また車内もリニューアルの仕様がたびたび変更されたことから、座席のバリエ ーションだけをとっても全部で9種類あります。エンジンも6気筒系と12気筒系とあり、前者が5種 類、後者が3種類あります。 キハ183系は北海道内の気動車特急「北斗」「おおぞら」「オホーツク」「スーパーとかち」や 「サロベツ」「利尻」と広く使われています。 |
◆キハ183系で収録した気動車オルゴールがあります。車内チャイム のページも合わせてどうぞ。
キハ183-217以下6連です。札幌方先頭車はキハ183-505で、中間にはハイデッカーグリーン車の
キロ182-508を連結しています。このキハ183形200番代は出力アップ改造車です。 帯広にて(2000/07/29) |
キハ183-3550やキハ182-2550などで組成された編成は、「北斗」の速達列車で
限定使用されています。先頭はキハ183-3566です。 洞爺にて(2000/07/30) |