〜JR北海道・キハ281系〜

キハ281系

キハ281-901以下9連
1998/09/13、札幌にて

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 函館〜札幌間の特急「北斗」をスピードアップさせるためにJR北海道が開発した振子式気動車 です。1992年1月に先頭車2両が、10月には中間車1両が試作車として製造され、実績のあったコロ 式振子台車とJR四国8000系で採用された曲線ベアリングガイド式振子台車の比較検討が行なわれ ました。1994年3月の改正に投入された量産車は、耐寒・耐雪にめどの付いたベアリングガイド式 となりました。
 車体の断面はJR四国2000系と同じで、側面の連続風窓はそれをよく反映していると言えます。 エンジンは、355PSのN-DMF11HZA(量産車)を1両に2基搭載し、変速機は変速1段・直結3段のものを 搭載しています。振子装置は前述の通りベアリングガイド式で、傾斜角度は5度となっています。 先頭車は流線形ですが、増結にも対応できる貫通式となっています。
 客室内では、FM波によるBGMやラジオの輻射サービスが行なわれていますが、グリーン車につい ては座席にイヤホンジャックがついていて、直接聴くことが可能です。
 現在、函館〜札幌間の「スーパー北斗」のみの運用が組まれています。最短で3時間を切る駿足 ぶりを発揮しています。増結にはキハ283系が入ることがあり、混結されることもあります。

◆キハ283・281系で収録したチャイムが2種類あります。車内チャイム のページも合わせてどうぞ。

加速音[k281a.ra/RealAudio5.0形式/316KB]
収録区間:室蘭本線 苫小牧→登別(スーパー北斗20号にて)
RA形式:RealAudio 5.0 - 12Kbps Music(Bitrate 12Kbps)
エンジン:N-DMF11HZA(355PS)×2
※時々聞こえてくるエア音は、おそらく振子装置の作動音ではないかと思われます。 このあたりをキハ283系と比較されると面白いかと思います。デッキでの収録で、「スーパ ー北斗20号」の苫小牧発車時です。最終段の直結3段まで入っています。
車内放送[k281b.ra/RealAudio5.0形式/352KB]
収録区間:函館本線 函館→森(スーパー北斗20号にて)
RA形式:RealAudio 5.0 - 12Kbps Music(Bitrate 12Kbps)
※車内に輻射されているFM波からの収録で、最初はどこにアンテナがあるかわからなかった ために雑音がひどいですが、客室乗務員の放送がとても良かったので公開しました。 ちょっとした旅行気分をどうぞ。
なお、アンテナは左右にある荷棚の真ん中に1本通っていました。

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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」1997年3月号、1997年5月号
 ネコ・パブリッシング「JR全車輌ハンドブック」

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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1998年12月13日 最終更新:2009年1月25日
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