〜JR北海道・キハ40系/キハ400系〜
キハ40系はローカル線体質改善のために1977(昭和52)年に登場し、全国的に暖地向け・寒地向け・酷寒地向けや
両運転台・片運転台と様々なバリエーションが登場した系列です。北海道内には酷寒地向けのキハ40形100番代や
キハ48形300番代が投入されました。機関はDMF15HSA(220PS)を1基搭載し、変速機はDW10となっています。 1988(昭和63)年には当時の急行「宗谷」や「天北」のスピードアップを図るために機関をDMF13HS(330PS)に、 変速機を直結2段式のN-DW14Bに換装し、さらに客室内をグレードアップさせたキハ400形やキハ480形が登場 しています。またキハ40形100番代は1990(平成2)年から順次ワンマン化改造が行なわれ、700番代に改番されて います。 2000年3月改正で特急「スーパー宗谷」が登場し、特急「宗谷」や「サロベツ」がキハ183系に置きかえられた 影響で、キハ400形やキハ480形は順次一般化改造が施され、キハ40形330番代・キハ48形1330番代となって 札沼(学園都市)線へ新たな活躍の場を移しています。 |
キハ400・480形は、かつては急行「宗谷」「利尻」に使われていましたが、現在は
その座をキハ183系に譲り、順次一般化改造が行なわれています。
キハ480-304、南千歳にて(2000/07/29) |