〜JR九州・811系〜
811系はバスとの競争が激しい鹿児島本線などのサービス向上をはかるために
1989(平成元)年6月に登場した形式です。その後1992(平成4)年3月まで増備が続けられ、
0番代は4連17本の陣容となっています。その後車内を一部仕様変更した100番代が登場し
1992(平成4)年4月から1993(平成5)年2月までの間に4連11本が製造されています。 車体はスレンレス製で側扉は片側3扉、車内は転換クロスシートが並んでいます。0番代と 100番代の違いはこの転換クロスシートの配置で、100番代は端部のシートが固定化されて いるのが主な相違点です。 主回路システムはサイリスタ位相制御・発電ブレーキ付きとなり、主電動機はMT61系の MT61QA型、最高速度は120km/hに設定されています。クモハ-モハ-サハ-クハの編成なため、 サハを抜いた3両編成での運転も可能な設計です。 811系は一部の編成が特別塗装となっており、過去に存在したものも含めて3種類あります。 運用線区は北九州・福岡都市圏の鹿児島本線、長崎本線、日豊本線です。 |
P8編成とP9編成は「三井グリーンランド号」となっています。 P9編成(クモハ810-9以下4連)、鳥栖にて。(1999/03/07) |
一時期見ることのできた「CATS」編成。現在は元の塗色に戻っています。 P10編成(クハ810-10以下4連)、博多にて。(1999/03/01) |
「スペースワールド号」です。これは新塗色にあたります。813系を思わせる前面が特徴です。 P11編成(クモハ810-11以下4連)、博多にて。(1999/03/01) |