〜JR九州・813系〜
813系は811系に続く近郊型電車として、老朽車両の置き換えもにらんで開発された形式です。
営業運転開始は1994(平成6)年3月で、JR九州としては初のVVVFインバータ制御車でもあります。 主回路は個別制御のVVVFインバータで、東芝製GTOが採用されました。最高速度は120km/hに設定 されています。車体は概ね811系に準じた構造で、3扉転換クロスシートとなっています。塗色は コーポレートの赤を主体にまとめています。 0番代はクモハ-クハの2両編成でしたが、1995(平成7)年3月のダイヤ改正に合わせて老朽置き換え用の 813系が増備され、3両編成であることから100番代に分類されました。さらに後に増備された5次車は 転換クロスシートの両端を固定としたため200番代に分類されています。 813系は北九州・福岡都市圏でよく見られ、811系との混結も行なわれています。 |
813系の主変換装置です。主回路は東芝製のVVVFインバータです。 クモハ813-203、小倉にて。(1999/03/06) |
813系の車内です。転換クロスシートが並んでいますが、0・100番代と200番代とでは
若干仕様が異なります。 クモハ813-207にて。(1999/03/08) |