〜JR九州・815系〜

815系

815系・N005編成(クモハ815-2+クハ814-2)
2001/09/01、大牟田にて

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 815系は閑散線区のワンマン運転対応の車両として開発された形式で、従来の813系までの車両とは かなり異なる発想から生まれた車両です。車体はアルミニウムですが、新工法の溶接技術を採用したことに より、平滑ですっきりした側面となっています。
 主変換装置にはJR九州では初となるPWMコンバータ+VVVFインバータ一体型を採用し、PWMコンバータは 3レベルですが、VVVFインバータには2レベル1C4M方式となっています。VVVFインバータは耐圧3300VのIGBT素子を 使用しており、これもJR九州初です。
 車内はオールロングシートで、ひとりひとりの着席区分がはっきりと区別されているタイプとなっています。 また側扉は外が赤に対して、車内側は黄色に塗られており、運転室と客室の仕切りなども黄色に塗られている のが特徴です。運賃箱はバス流用ではなく、新規設計のものが採用されています。
 現在、熊本地区と大分地区でその姿を見ることができます。

815系主変換装置
815系の主変換装置です。PWMコンバータとVVVFインバータが一体となったタイプで、日立製です。
クモハ815-5、大牟田にて。(2001/09/01)

815系室内
815系の車内です。オールロングシートとなっています。
クハ814-5にて。(2001/09/01)

走行音[815a.ra/258KB]
収録区間:鹿児島本線 上熊本→熊本工大前(2001.09.01)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(日立3300V-2レベルIGBT・1C4M制御、PC402K型)
主電動機:150kW(MT401KA型、歯車比6.5)
※主変換装置は日立製ですが、VVVFインバータが2レベルの割には非同期音が高いように思います。 これに続いて出てきた303系や885系なども同じ傾向ではあるのですが…

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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」1999年9月号
 ジェー・アール・アール「JR電車編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年9月17日 最終更新:2009年1月25日
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