〜JR九州・キハ31形〜
キハ31形は国鉄からJRへ移行する直前に経営基盤整備を目的として投入された形式で、これを
目的に投入された形式は他にJR北海道のキハ54形、JR四国のキハ54形・32形があります。ランニングコスト
削減やワンマン運転対応などが主眼に置かれています。 九州地区に投入されたキハ31形は17m車体のステンレス車で、車端部に寄せられた乗降口はバスと同様の 折り戸となっています。またドア間は211系グリーン車を思わせる小窓が並んでおり、車内は2人がけと 1人がけの転換クロスシートが910mmピッチで並んでいます。 駆動機関は250PSのDMF13HSを1基搭載し、冷房も装備しています。キハ31形は三角線・肥薩線・豊肥本線・ 久大本線で運用されています。 |
キハ31形の車内です。2人がけと1人がけの転換クロスシートが並びます。小窓や横引きカーテンが
並び、かなり豪華です。 キハ31-2にて。(1999/03/04) |