〜JR九州・キハ52形〜
キハ52形はキハ20系シリーズの2エンジン装備車で、勾配線区用に開発された一般型気動車です。
九州地区では国鉄時代、多くの地域でキハ52形の姿を見ることができましたが、徐々に活躍の場を
狭めていき、1998年には筑豊地区のごく限られた路線区のみの運用となっていました。しかし、
それも現在ではすべて引退し、九州ではキハ52形は過去のものとなってしまいました。 最後まで残っていた九州のキハ52形は132と134の2両で、ともに1962(昭和37)年から1966(昭和41)年に かけて56両が製造されたキハ52形の100番代に属す車両でした。キハ52形0番代ではDMH17C機関を 使用していたのが、100番代ではDMH17H機関に変更されています。九州地区のキハ52形は 後に冷房改造も受けていました。 |