〜JR四国・111系〜

111系

111系・クハ111-303以下4連・高カマB1編成
1999/07/30、高松にて

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 111系は4扉通勤車として登場した101系の近郊型バージョンといえるタイプで、1962(昭和37)年に 登場しました。足回りは101系を受けてMT46型電動機を使用しましたが、翌年に出力をパワーアップした MT54型電動機が開発され、電動車については113系へ移っていったため、111系の電動車は合計64ユニット のみの製造に終わりました。
 JR四国には111系のみで組成された編成が4連3本在籍し、いわゆる四国カラーに塗られて活躍して いましたが、JR東日本から113系を購入し更新することとなり、2000年から順次置き換えが始まって います。2001年には最後の1本が置きかえられる予定で、希少となったMT46型電動機を装備した111系の 電動車は消滅してしまう見込みです。

111系車内
111系の車内です。ボックスシートの横幅が狭かったような気がします。
モハ111-24にて。(1999/07/30)

走行音[111a.ra/358KB]
収録区間:予讃本線 八十場→坂出(1999.07.30)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(CS12型)
主電動機:100kW(MT46A型・歯車比82:17=4.82)
※希少価値の高いMT46サウンドですが、さすがに製造から40年近く経っていることもあって かなり車体や車内設備などの痛みが激しかったです。まもなくその姿を消してしまうわけですが、 致し方ないのかな…と思います。

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★このページの参考資料:
 ネコ・パブリッシング「JR全車輌ハンドブック」
 ジェー・アール・アール「JR電車編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年3月5日 最終更新:2009年1月25日
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