〜JR四国・111系〜
111系は4扉通勤車として登場した101系の近郊型バージョンといえるタイプで、1962(昭和37)年に
登場しました。足回りは101系を受けてMT46型電動機を使用しましたが、翌年に出力をパワーアップした
MT54型電動機が開発され、電動車については113系へ移っていったため、111系の電動車は合計64ユニット
のみの製造に終わりました。 JR四国には111系のみで組成された編成が4連3本在籍し、いわゆる四国カラーに塗られて活躍して いましたが、JR東日本から113系を購入し更新することとなり、2000年から順次置き換えが始まって います。2001年には最後の1本が置きかえられる予定で、希少となったMT46型電動機を装備した111系の 電動車は消滅してしまう見込みです。 |
111系の車内です。ボックスシートの横幅が狭かったような気がします。 モハ111-24にて。(1999/07/30) |