〜JR西日本・207系2000番代〜
207系2000番代は、2002年3月23日改正より学研都市線での7両運転が従来の松井山手から京田辺へ延長
されたことによる輸送力増強用として4連3本と3連4本の計24両が造られました。207系は1000番代の製造
終了からかなりの年月が経過していたことから、223系2000番代のシステムを採り入れたことから
2000番代に区別されたものです。 1000番代との変更点は、主制御装置が223系2000番代に準じたIGBT素子になったこと、運転台の計器類が アナログメータになったこと、連結部分に転落防止幌が設置されたこと、クハ206形に車椅子スペースが 設けられたことが挙げられます。 運用上は特に制限はなく、1000番代などと併結されて運用されています。 |
207系2000番代の車内です。座席などに変更点はない模様。
クモハ207-2002、松井山手にて(2002/04/28) |
中間モハに使用されている三菱製のVVVFインバータ装置です。左側が木津に向かって左側にあたるINV1・INV2側、
右側が右側にあたるINV3・INV4とSIVユニットです。
左・モハ207-2002:松井山手にて、右・モハ207-2001:住道にて(ともに2002/04/28) |
クモハに使用されている東芝製のVVVFインバータ装置です。左右の関係は上記の三菱製に対応します。
左・クモハ207-2002:松井山手にて、右・クモハ207-2001:住道にて(ともに2002/04/28) |