〜JR西日本〜
※写真をクリックすると、各形式の詳細ページに飛びます。(新フォーマットのみ)
321系 ■ 走行音(東洋/三菱)[321ta.rm/RA8.0形式/786KB] 収録区間:JR京都線 長岡京→向日町 (2005.12.23) 制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機2レベルIGBT・WPC15型・1C2M) 主電動機:230kW×2(WMT106形・WN継手平行カルダン駆動・歯車比98:15=6.53) ※125系に続き321系にも東洋電機のVVVFが採用されました。三菱と共同開発して納入したらしいような話を 聞いたことがありますが、実際のところよくわかりません。音は典型的な東洋2レベルIGBTのもので、非同期から すぐに爆音が鳴るタイプです。
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走行音(東芝)[321sa.rm/RA8.0形式/696KB]
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走行音(日立その1)[321ma.rm/RA8.0形式/726KB]
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走行音(日立その2)[321mc.rm/RA8.0形式/815KB]
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走行音(日立その3)[321md.rm/RA8.0形式/659KB] |
125系 ■ 走行音[125a.rm/RA8.0形式/726KB] 収録区間:小浜線 若狭有田→大鳥羽 (2003.03.22) 制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機2レベルIGBT・WPC14型・1C1M×2) 主電動機:220kW×2(WMT102B形・WN継手平行カルダン駆動・歯車比98:15=6.53) ※2003年3月の小浜線電化開業の際に投入された1M方式の電車です。VVVF制御装置は東洋電機のパワーユニットが 採用されました。JR西日本では初の東洋VVVFになります。 |
クモハ42型 ■ 走行音[mc42001a.rm/RA8.0形式/957KB] 収録区間:小野田線 妻崎→居能 (2001.09.05) 制御方式:直並列・弱界磁・総括制御(電磁空気カム軸接触器式) 主電動機:100kW×4(MT15C形・つりかけ駆動・歯車比25:63=2.52) ※2003年3月のダイヤ改正をもって、定期運用から引退したクモハ42の走行音です。宇部新川へ入庫する 最終列車での収録で、パラにも入っています。 |
700系7000番代(レールスター) ■ 走行音[tec700-7a.rm/RA8.0形式/2548KB] 収録区間:山陽新幹線 新下関→厚狭 (2001.09.04) 制御方式:VVVFインバータ制御(WPC200型・1C4M制御) 主電動機:275kW×4(WMT205形・WNカルダン駆動・歯車比28:78=2.79) ※「ひかりレールスター」で活躍している車両です。あまりに静かなので、デッキ収録にしています。 |
キハ120形 ■ 走行音[k120a.rm/RA8.0形式/1047KB] 収録区間:関西本線 伊賀上野→佐那具 (2002.03.04) 駆動機関:小松SA6D125H-1(330PS・2000rpm)×1 変速機:TACN-22-1605(変速1段・直結2段) ※JR西日本の非電化ローカル線で広く活躍している気動車です。この収録では、93km/hまで上がっています(笑) |
413系 ■ 走行音[413a.rm/RA8.0形式/718KB] 収録区間:北陸本線 森本→東金沢 (2001.11.20) 制御方式:抵抗制御(CS15型) 主電動機:120kW×4(MT54BまたはMT54D・中空軸カルダン駆動・歯車比19:30=4.21) ※国鉄末期に471・473系の足回りと2扉セミクロスシートの新製車体を組み合わせて誕生した形式です。 |
419系 ■ 走行音[419a.rm/RA8.0形式/1039KB] 収録区間:北陸本線 魚津→東滑川 (2001.11.20) 制御方式:抵抗制御(CS15型) 主電動機:120kW×4(MT54BまたはMT54D・中空軸カルダン駆動・歯車比15:84=5.60) ※583系を近郊車両へ改造した系列で、交直流の装備はそのまま生かされています。中間車を先頭改造した 車両は切妻のままで「食パン電車」の異名ももつ形式です。 |
207系2000番代 ■ 走行音(東芝)[207-2ksa.rm/RA8.0形式/373KB] 収録区間:学研都市線 星田→河内磐船 (2002.4.28) 制御方式:VVVFインバータ制御(東芝IGBT・個別制御) 主電動機:220kW(WMT102B形、歯車比99:14=7.07) ※2000番代の4連・3連のクモハは東芝製の主制御装置を使用しています。223系2000番代のものに 準じたものになっているようです。
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走行音(三菱)[207-2kma.rm/RA8.0形式/360KB] |
223系2000番代 ■ 走行音(三菱)[223-20mb.ra/353KB] 収録区間:東海道本線 野洲→守山 (2000.10.15) 制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IGBT・個別制御) ※2000番代の三菱VVVFの音は1000番代とは少し異なっています。感じとしては名鉄3100系(三菱) に似たような音です。新快速での収録ですが駅間が短いため110km/hどまりです。
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走行音(日立)[223-20ha.ra/229KB]
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走行音(東芝)[223-20sa.ra/326KB]
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283系 ■ 走行音(日立)[283ha.ra/RA5.0-12Kbps Music/506KB] 収録区間:紀勢本線 紀伊勝浦→太地 (1999.1.16) 制御方式:VVVFインバータ制御(日立IGBT・個別制御) ※283系の足回りは、223系1000番代のシステムをそのまま引き継いでいるため基本的に同じです。 日立VVVFは223系1000番代の「日立その2」と音が同じです。日立VVVFは基本編成の3号車、モハ 283-300代に積まれています。
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加速音(日立)[283hb.ra/351KB]
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減速音(日立)[283hc.ra/166KB]
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走行音(三菱)[283ma.ra/RA5.0-12Kbps Music/494KB]
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加速音(三菱)[283mb.ra/234KB]
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減速音(三菱)[283mc.ra/208KB]
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車内放送(その1)[283-a.ra/271KB] ■
車内放送(その2)[283-b.ra/249KB]
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500系(加速音)[tec500a.ra/303KB/RealAudio5.0形式] 500系(減速音)[tec500b.ra/305KB/RealAudio5.0形式] 1997年3月22日改正から走りはじめた、JR西日本ご自慢の車両です。日本で初めて300km/h運転を 開始しました。最初は山陽区間内のみの運転でしたが、同じ年の11月29日、500系が3本揃ったことを 機に東京まで乗り入れるようになり、東京〜博多間を300系「のぞみ」より15分短縮し、ついに 5時間の壁を突破しました。1998年3月14日改正から500系は6本の陣容になり、東京乗り入れの本数も 増加しました。15mに及ぶ先頭車両のノーズ、騒音に配慮した翼型パンタグラフなどあらゆる 人の目を引き付けるには十分すぎるほどの存在感で、乗車した外国人や家族連れが記念写真を 撮る光景は今でもよく見ます。こういったスペック、外観などが大いに評価され、1998年の 鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞しています。 VVVF制御装置はGTO素子のものを使っています。音としては681系量産車のものを思いっきり延ばした ようなものがきこえますが、デッキで収録してもかなり小さくて苦労しました。1998年の3月に 四国へ行った帰りにこの500系に乗車することができました。その時のものを掲載いたします。 なお、車内メロディーはすでに公開されています。こちらの方もよろしくお願いします。 |
681系量産車(加速音)[681a.ra/298KB] 681系量産車(減速音)[681b.ra/215KB] 在来線でも160km/hの高速運転ができる形式として、1992年7月に先行試作車9連が登場しました。 だいぶ長いこと試験をやっていて、207系や223系が出たあとも量産車が出てきませんでしたが、 1995年2月から4月にかけてようやく、量産車となる6連6本と3連7本が登場しました。試作車も後に量産化改造 されて車号が変更になっています。現在は「サンダーバード」に運用されています。 それとは別に6連と3連2本ずつが在籍し、「はくたか」に運用されています。 制御装置のシステムとしては、223系0番代とよく似ています。個別制御のVVVFです。それでも 223系よりもはるかに間延びしていて、高速向けに造っていることがうかがえます。試作車と 量産車とでVVVF装置の形式が異なるので、681系には少なくとも2種類の音があるはずなのですが、 まだ確認できていません。 この録音データは、MDに乗り換える直前のテープ録音のものです。MDに乗り換えてからも乗車 していますが、ろくなものがとれなかったために、こちらのを使うことにしました。 |
281系(ホームからの起動音)[281a.ra/43KB] 281系(ホームからの減速音)[281b.ra/54KB] 281系(加速音)[281c.ra/273KB/RealAudio5.0形式] 281系(減速音)[281d.ra/117KB] 関西空港へのアクセス特急として1994年9月4日から営業運転を開始した車両です。「はるか」 の愛称を付けられています。223系0番代とほぼ同時期の車両のため、システムはよく似ています。 VVVF装置はGTOサイリスタの個別制御で、メーカは東芝です。登場時は基本5連でしたが、 利用客の増加に伴って、1995年7月に基本編成が6連化されました。そのときに付属3連が登場し ています。 私自身が収録した音は天王寺駅のホームで収録したものですが、走行音を松井啓祐さんから 提供してもらいました。こちらの方も掲載しておきます。 |
285系起動音(三菱)[285cma.ra/75KB] 285系起動音(東芝)[285csa.ra/88KB] 285系ミュージックホーン[285mwh.ra/84KB] 1998年7月10日から営業運転を開始した「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」に使われる 車両で、寝台電車としては583系以来、実に20年ぶりのことになりました。JR西日本とJR東海の 共同設計で、内装には住宅メーカが入り、木目調の暖かみのある車内となっています。 走行システムはJR西日本主導となり、223系1000番代2次車を受け継いだ内容となっています。 VVVFのメーカは三菱と東芝の2社で、ともにIGBTを使用しています。JR西日本持ちは7連3本、JR東海 持ちは7連2本で、それぞれ出雲電車区、大垣電車区の所属ですが、普段はJR東海の編成も 出雲で検査を受けることになっています。4本使用、1本予備です。 起動音を収録したのは営業運転開始前の品川駅の展示会や、品川駅を出庫するところを 狙い撃ちしたもので、JR東海所属の編成です。東芝は223系1000番代の「東芝その2」とよく 似ていると思いますが、三菱は起動音が異なっています。ミュージックホーンは西日本標準 のものです。ついに東京でも聴けるようになったんだなあ、と思います。 |
223系0番代[223-0a.ra/250KB] 223系はJR西日本の近郊形車両で、関空快速用の0番代とJR京都線・神戸線系統の新快速 に使われる1000番代があります。同じ系列ではありますが、両者の相違はたくさんあるため ほとんど別形式のような存在です。 阪和線の関空快速に使われている0番代は1994年2月から落成し、4月1日に営業運転を開始 しています。6連と付属2連が存在し、京橋・JR難波・天王寺〜関西空港間で運転されています。 分割・併合は天王寺で行なっています。JR難波までの 運転は2両編成のみです。1996年3月からJR難波駅のOCAT誕生とともに8号車のクモハ223には 荷物室が設置され、一番運転室よりのドア窓が埋められましたが、このサービスは2年間で 終了となり、今後通常の客室に戻されていくと思われます。なお、車内の転換クロスシートは 荷物置き場を考慮して2+1配置となっています。 VVVF制御装置は東芝製で、GTO素子を使用したもので個別制御です。ほとんど同時期に登場した207系 1000番代と同じシステムを採用しています。走行音の違いといえば、減速のときが違うかな、 というところです。 |
223系1000番代(三菱)[223-1ma.ra/278KB] 223系1000番代(東芝その1)[223-1s1a.ra/275KB] 223系1000番代(日立その1)[223-1h1a.ra/356KB] 223系1000番代(日立その2)[223-1h2a.ra/336KB] 223系1000番代(東芝その2)[223-1s2a.ra/347KB] |
223系1000番代は、JR琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線系統の新快速用として1995年8月12日から
営業運転を開始しました。阪神大震災の復興車両としての位置づけがあったようです。
1000番代を名乗ってはいますが、実質的には221系の後継車両のような位置づけで、システムも
0番代とは大きく異なっています。 VVVF装置はIGBT素子に変わり、最高速度は将来の速度向上をにらんで130km/hとなっています。 車内は2+2の転換クロスで、221系では妻面にあったLED表示器がドア上に移されています。 あとは221系よりも側面の窓寸法が天地方向で5cmほど小さいくらいです。 営業開始時点では1次車として8連・4連ともに4本ずつ新造されました。この1次車グループには 三菱・東芝・日立の各メーカのVVVFが揃っています。東芝・日立はそれぞれ「その1」がこれに 該当します。三菱IGBTはごく普通の音、東芝(その1)はIGBT第1世代のもので、3段階変調がある タイプ、日立(その1)は音が高いものの静かなタイプです。 その後、1997年3月に2次車として8連5本と4連1本が増備され、やはり3社のVVVFが揃いました。 三菱には変化がなかったのですが、東芝はIGBT第2世代に入り、音が変わっています。また 日立のものも若干音が変わっています。東芝・日立は「その2」がこれに該当します。 ファイルサイズがバラバラですが、区間が短いものは湖西線内で録音したものです。東芝(その2) や日立(その2)はフラットが多いですが、かなり空転・滑走が多いみたいですね。 |
207系0番代[207-0a.ra/197KB] 207系1000番代[207-1a.ra/211KB] 207系500+1500番代混合[207mixa.ra/197KB] 207系は1997年3月8日開業のJR東西線乗り入れのために設計された、JR西日本通勤車の 標準形式です。207系はすでにJR東日本に900番代が在籍していましたが、試作車のみで 打ち切られたため、量産番代の0番代は西日本が持っていきました。1991年4月30日に 量産先行車となる7連固定1本が片町線で営業運転を開始したものの、有効長の問題で 片町〜松井山手間の普通に限定運用されていました。 1992年3月から片町線に量産1次車(0番代)103両(3連13本+4連16本)が投入され、翌年 1993年3月には量産2次車21両(4連・3連ともに3本)が追加投入され、福知山線にも 4連4本が投入されました。 この207系は通勤車としては初めてのワイドボディ(車体幅2950mm)を採用し、客室面積 の拡大を図っています。また0番代の制御装置はパワートランジスタを使ったVVVFですが、 前段にチョッパ装置を併用しており、非常に珍しい音をたてます。ここに掲載したファイル でもチョッパ音が十分にきこえます。 その後、東海道・山陽線緩行の103系を置き換えるためと、東海道・福地山線から JR東西線に乗り入れることが決定していたために207系が投入されました。0番代では 4連が事実上ユニットであり、3連は1M方式のため自由に編成が組めないことから完全に 1M方式とすることにし、VVVF装置は681系先行試作車を受けついだGTOサイリスタに方式が 変更になり、結果1000番代に区別されることとなりました。 1000番代は1次車として6連・2連各14本ずつの112両が投入され、1994年3月1日から 東海道・山陽緩行線で営業運転を開始しました。最初の1ヶ月間は7連対応の駅がまだ あったため、6連はサハを1両抜いた5連で運転されていました。2次車は福地山線に投入され、 1995年4月20日に3連9本・4連3本が投入されました。1996年3月には3次車として22両が 投入されましたが、ここからの動きが非常に複雑となっています。 1996年5月頃から207系は大掛かりな組成変更と転属が行なわれ、東海道緩行に入っていた 6連と2連は4連と3連に組み替えられ、あまった1両は片町線の0番代3連に組み込みました。 それでも足りなかった2編成分については1500番代のモハを新造することでまかなっています。 この時に、制御装置とモータ出力の違いから0番代のモハは500番代に、1000番代は1500番代に 改造されたうえで組み込まれています。0番代の3連はすべて4連に改造され、3連を残さなかっ たのは、0番代の1M2TではJR東西線の急勾配に対応できないためでした。片町線の3連は 1000番代を持っていく方法が取られました。 こうしている間にも増備は続き、1996年秋から97年春にかけて4次車として3連28本が 増備されました。かなり複雑なことをしていましたが、JR東西線の開業時点で 0番代量産先行車の7連1本、0番代4連23本、500+1500番代混成4連16本、1000番代4連19本、 3連55本の合計404両となりました。 1000番代は片方の先頭車がクモハになっています。VVVFのメーカは東芝で、ごく ありきたりの音がしますが、起動時によく滑ります。ここで掲載しているものも滑っている のが分かると思います。500+1500番代の混ざった音も掲載しましたが、音に関しては 1500の方が大きいので、500番代のチョッパが聞こえないと思います。 |