〜JR西日本・クモハ42型〜

クモハ42型

クモハ42001
2001/09/05、長門本山にて

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 42形電車は昭和8年から開始された京都〜明石間の電車運転用として製造された20m2扉 クロスシート車の形式です。最高速度95km/hの42形の投入により、当時私鉄王国だった 京阪神間の競争を一層激しいものにしたとされています。
 戦後は昭和25〜32年まで田町電車区の伊東電車支区へ配置となりローカル輸送にあたった のち、昭和32年に宇部電車区へ配置となり51・41形・55形とともに宇部線・小野田線で ローカル輸送に活躍しました。昭和56年以降は両運転台を生かし本山支線専用車として 活躍してきました。
 製造から70年経過し、さすがに部品確保もままならない状態になっていたこともあり 2003年3月16日のダイヤ改正をもって小野田線の定期運用から引退しています。

車内
客室内はセミクロスシート配置です。ニス塗りがなんとも(^^)
クモハ42001(2001/09/05)

台車
クモハ42が履いている、DT12台車です。
クモハ42001、長門本山にて(2001/09/05)

走行音[mc42001a.rm/RA8.0形式/957KB]
収録区間:小野田線 妻崎→居能 (2001.09.05)
RA形式:32Kbps Stereo Music High - RA8(RealAudio8.0)
制御方式:直並列・弱界磁・総括制御(電磁空気カム軸接触器式)
主電動機:100kW×4(MT15C形・つりかけ駆動・歯車比25:63=2.52)
※普段の定期運用では、朝一番の出庫運用と夜の入庫運用だけで見られた 小野田線(本線)で収録した走行音です。小野田支線では最高速度40km/hそこそこ ですのでシリースで十分ですが、本線ではパラに入るところがあり、かつて見られた であろう俊足ぶりをわずかな間だけ楽しむことができました。
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2003年6月29日 最終更新:2009年1月25日
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