〜JR西日本・700系7000番代〜
2000年3月4日改正にデビューした「ひかりレールスター」用の車両で、JR東海・JR西日本が共同開発した
700系新幹線をベースに、航空機などの交通機関に対抗すべく車内設備を強化した形式です。山陽新幹線内のみで
運用されるため、輸送力との関係から8両編成となっています。 客室はグリーン車なしのオール普通車で、1〜3号車は自由席、4〜8号車は指定席で指定席車両は2+2列の4列シートとされ ゆったりとした座席配置になっているのが特徴です。8号車には4人用のコンパートメントがあるほか、4号車は車内放送などを最小限に カットするサイレンスカーとなっています。また壁側の座席にはコンセントと大型テーブルを備えたオフィスシートもあり、 多様化するニーズに応えられる車内設備となっています。 走行性能は、JR東海所有の0番代・JR西日本所有の3000番代と同一となっており最高速度は285km/h、3M1Tのユニット×2といった構成になっています。主回路は3レベルIGBTインバータ+コンバータ の構成です。 2000年度に12編成、2001年度に3編成が新造され、現在15編成(E1〜E15編成)で運用されています。新大阪〜博多(一部広島)の「ひかりレール スター」のほか、広島〜博多の「こだま」にも運用されています。 |
指定席車両の客室です。座席は2+2の4列配置となっています。
727-7008、広島にて(2001/09/04) |