〜鹿児島市交通局・2110形〜
※前ページの写真は、2110形2111、郡元にて
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2110形は2100形の増備車として1991年に3両が登場しました。車体は2100形と同じく
JR九州鹿児島車両所の製造ですが、出入り口が引き戸から折り戸に変化したほか、
車体前面に傾斜がついたため、印象がかなり異なったものになっています。また運転台は
2100形とは異なり縦形2ハンドル方式で、位置も右側に寄せられています。 また足回りも大きく変わり、制御方式がVVVFインバータ制御になっています。装置は 東洋電機製GTO素子使用で、60KWの電動機2個を制御しています。音は基本的に他の 路面電車に使われている東洋GTOのものと同じですが、非同期の音がとても大きいのが 特徴です。 2111には「ナポリ」、2112には「パース」、2113には「長沙」と鹿児島市の姉妹・ 友好都市の愛称名が付けられています。 |
2111の車内です。オールロングシートとなっています。 鹿児島駅前にて。(1999/03/02) |