〜京阪・10000系〜

10000系

10000系・10002F
2002/04/27、村野にて

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 10000系は2600系や1900系の置き換え用の新車として計画され、2001年度分として4連1本・2002年度分として 4連2本の計4連3本が第1陣として落成し、2002年4月15日から順次営業運転を開始しています。
 車体は7200系を基本としながらも、ターコイズグリーンという1色塗りとなったことが外観上の大きな特徴と なっています。車内はオールロングシートとなっていて、扉上にはLED案内表示器が千鳥配置となっています。 主制御装置は東洋電機製が引き続き採用され、京阪線では初のIGBTインバータとなりましたが、2レベル インバータは京阪では初のことです。1C2M2群制御とし、各M車に搭載されています。主電動機は200kWのものと されています。
 2002年5月現在、交野線・宇治線を中心に運用されています。

室内
オールロングシートの車内です。座面と背ずりが離れているのは、京阪の伝統なのでしょうね。
10052にて(2002/04/27)

制御装置  制御装置
10052の制御装置を両側から見たものです。1C2M制御のVVVF装置が両側に搭載されており、どちら側からでも 見ることができます。
左・私市にて、右・村野にて(2002/04/27)

走行音[kei10ka.rm/RA8.0形式/355KB]
収録区間:交野線 交野市→河内森(2002.4.27)
RA形式:20Kbps Stereo Music High - RealAudio8.0 (Bitrate 20.7Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機2レベルIGBT、1C2M2群制御、ATR-H4200-RG678A形)
主電動機:200kW(TDK6151-B形、歯車比85:14=6.07)
※暖かい日でしたので冷房が入ってしまっています。VVVF動作時の「ピコ〜」という音は今までの 車両になかった音で目新しいです。交野市→河内森間は駅間が長いのと上り勾配なためそこそこスピードが 出てくれる区間のようです。
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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」2002年6月号

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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2002年5月19日 最終更新:2009年1月25日
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