〜京王電鉄・9000系〜

9000系

9000系・9751以下8連
2001/02/14、国領にて

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 9000系は老朽化した6000系の置き換え用として、長らく増備が続いてきた8000系に続く新車として 2000年度に登場した京王線用の通勤車です。6000系や7000系とも併結可能な仕様で、将来は都営新宿線にも 乗り入れ可能な仕様となっていますが、初年度に登場した8連2本は地上線用となっています。
 車体は軽量ステンレス車体で、前頭部は5000系のイメージをわずかに残して造られています。戸袋窓は 井の頭線1000系に続いて廃止となっています。制御装置は京王では初めての2レベル3300V-IGBTとなり、 8000系と比べて大幅に装置が小型化されています。車内はオールロングシートで、編成端からそれぞれ 2両目には車椅子スペースが設けられています。ドア上には京王では初となるLED表示器が千鳥配置で 1両に4台ずつ設置されています。
 9000系は2001年1月24日より営業運転を開始しています。

9000系制御装置
9000系の制御装置です。箱の形状からすぐに日立製と分かります。2レベルの3300V-IGBTで1C4M2群制御です。
9001、国領にて。(2001/02/14)

車内
9000系の車内です。座席は片持ちシートですが、クッションが厚めなため比較的座り心地が良いです。 またFRP製の大型仕切りを採用していますが、その上にさらに仕切り棒が1本あるのには驚きです。 ドア上にはLED装置が千鳥配置されています。
9002、京王八王子にて。(2001/02/04)

ヘッドマーク
9000系が走り始めてしばらく取りつけられたヘッドマークです。
9702以下8連、京王八王子にて。(2001/02/04)

走行音[ko9000c.ra/220KB]
収録区間:南平→平山城址公園(2001.02.04)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(日立2レベル3300V-IGBT、VFI-HR-2820A型、1C4M2群制御)
主電動機:170kW×4(HS-33534-02RB型、歯車比85:14=6.07)
※非同期音が比較的低い音になりましたが、起動時の状態によってはもう一段音が下がります。 また開閉時にそれぞれ違った音が鳴るドアチャイムですが、新宿駅の降車ホーム側のドアを閉めるときに 聞くと面白いかな…と思います(笑)

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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」2001年3月号
 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」2001年4月号
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年3月2日 最終更新:2009年1月25日
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