〜近畿日本鉄道・3000系〜

3000系

3000系・3502以下4連(+一般車2連)
2000/09/25、大久保にて

近畿日本鉄道一覧へ戻る


 3000系は後の京都市交通局烏丸線乗り入れを見据えて試作された京都線・奈良線の形式で、登場は 1979(昭和54)年です。当時実用期から拡大期へ移りつつあった電機子チョッパ制御を採用し、省エネ も考慮した車両です。車体は近鉄初のオールステンレス車体で、前面デザインも在来車から新型車へ の過渡期といった感じとなっています。
 しかしコストなどの問題から量産されることはなく、4両編成1本の在籍のまま現在に至っています。 登場当時はブレーキ方式が異なり他の編成との併結ができませんでしたが、現在は併結ができるように 改造されています。

制御装置
3000系の制御装置です。三菱製の電機子チョッパです。
3001、大久保にて(2000/09/25)

走行音[kin3000b.ra/233KB]
収録区間:京都線 寺田→富野荘(2000.9.25)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:電機子チョッパ制御(三菱2500V-400A逆導通サイリスタ・フロン沸騰冷却方式、1C8M制御)
主電動機:165kW×4(MB-3240-A型、歯車比84:17=4.94)
※チョッパの音は低いタイプです。3000系は運用が一応限定されているため時間帯さえ合えば 乗ることはできるのですが、急行運用ばかりで普通に入ってくれる機会が少ないのが難点です。
近畿日本鉄道一覧へ戻る
★このページの参考資料:
 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1992年12月増刊号、1999年3月号

[ 最新情報 ]  [ JR各社 ]  [関東大手公営]  [関西大手公営]  [中国四国地方]
[ 更新情報 ]  [北海道・東北]  [中部北陸地方]  [関西ローカル]  [九州沖縄地方]
[最初にどうぞ]  [関東ローカル]  [車内チャイム]  [特集コーナー]

音鉄館INDEXへ戻る
総合インデックスへ戻る

(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:2001年3月6日 最終更新:2009年1月25日
このページに掲載されている画像・音データの無断転載を禁じます。