〜近畿日本鉄道・3000系〜
3000系は後の京都市交通局烏丸線乗り入れを見据えて試作された京都線・奈良線の形式で、登場は
1979(昭和54)年です。当時実用期から拡大期へ移りつつあった電機子チョッパ制御を採用し、省エネ
も考慮した車両です。車体は近鉄初のオールステンレス車体で、前面デザインも在来車から新型車へ
の過渡期といった感じとなっています。 しかしコストなどの問題から量産されることはなく、4両編成1本の在籍のまま現在に至っています。 登場当時はブレーキ方式が異なり他の編成との併結ができませんでしたが、現在は併結ができるように 改造されています。 |
3000系の制御装置です。三菱製の電機子チョッパです。
3001、大久保にて(2000/09/25) |