〜高松琴平電気鉄道・20形〜
20形は元大鉄デロ21〜24で、大正14(1925)年川崎造船所製の琴電では最古参になる車両です。 琴電には昭和37(1962)年に前面改造の上登場しています。原形は正面5枚窓など優雅な外観だった そうなのですが、後の車体更新によって原形をとどめる箇所はわずかとなっているようです。 平成6(1994)年7月のダイヤ改正で4両全てが志度線に移り、朝ラッシュ時の増結用として 使用されています。 |
23の車内です。23は20形の中でも唯一内装が木製のニス塗り仕上げの車両で、彫刻付きの
柱が残っている大鉄時代の雰囲気を今に伝える貴重な存在です。 23、長尾にて。(1998/03/05) |