〜高松琴平電気鉄道〜


 高松琴平電気鉄道(略称:琴電、コトデン)は、高松築港を起点として 瓦町から分岐する琴平線・志度線・長尾線の3線からなっています。本線格の琴平線は、京浜急行 や京王帝都からの中古車が近年続々と入り、冷房化とともにカルダン駆動化が進行していますが、 志度線・長尾線の2線に関しては、つい最近まで橋梁の軸重制限などが非常に厳しく、車両の置 き換えがまったく進行していなかったことから「動く電車の博物館」の異名を持つ路線です。
 しかし、志度線・長尾線にも名古屋市交通局からの改造車が1998年7月と10月に600形が6両、 700形が2両の合計8両が入線し、個性豊かだった旧型車が次々と廃車されてしまっています。
 長尾線・志度線の日中の列車が冷房車で占められてしまう時代は、そう遠いことではないのかも しれません。近代化の波が徐々に押し寄せています。

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5000形 5000形
走行音[tkr5000a.ra/249KB]
収録区間:長尾線 高田→池戸
制御方式:抵抗制御(釣りかけ駆動)
※5000形は琴電オリジナル車ですが、600・700形の導入に伴って510が廃車となり、500のみが 残るだけとなっています。
3000形 3000形
走行音[tkr3000a.ra/215KB]
収録区間:志度線 原→房前
制御方式:抵抗制御(釣りかけ駆動)
※3000形も琴電オリジナル車です。やはり新性能車導入で345の廃車が予定されており、 残るは4両となります。
1000形 1000形
走行音[tkr1000b.ra/209KB]
収録区間:長尾線 長尾→公文明
制御方式:抵抗制御(釣りかけ駆動)
※1000形も琴電オリジナル車です。新性能車導入で130に続きトップナンバーの100が廃車となり 残るのは120の1両のみとなっています。
20形 20形
走行音[tkr20a.ra/240KB]
収録区間:志度線 沖松島→松島二丁目
制御方式:抵抗制御(釣りかけ駆動)
※20形は志度線の増結用両運転台車で、元大阪鉄道・近鉄で走っていた車両です。 琴電では最古参の車両になります。
30形 30形
走行音[tkr30a.ra/160KB]
収録区間:志度線 八栗新道→塩屋
制御方式:抵抗制御(釣りかけ駆動)
※30形は元京急230形です。琴電では最大勢力の形式でしたが新性能車導入に伴って ついに廃車編成が発生しています。
60形 60形
走行音[tkr65a.ra/224KB]
収録区間:志度線 琴電屋島→潟元
制御方式:抵抗制御(釣りかけ駆動)
※60形は62・65と67で出身が異なりますが、収録した65は戦後の大手私鉄からの供出車として 東急(京浜線)から入線した木造車が前身です。
750形 750形
走行音[tkr750a.ra/212KB]
収録区間:琴平線 瓦町→片原町
制御方式:抵抗制御(釣りかけ駆動)
※750形は元玉野市営の車両です。現在2両が在籍しています。
1080形 1080形
走行音[tkr1080a.ra/289KB]
収録区間:琴平線 羽床→栗熊
制御方式:抵抗制御(カルダン駆動)
※1080形は元京急1000形です。新性能冷房車として琴平線の主力車両となっています。


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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年9月19日 最終更新:2009年1月25日
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