〜高松琴平電気鉄道・30形〜
30形は元京急230形で昭和52(1977)〜54(1979)年にかけて14両が琴電に譲渡されました。
琴電ではMc-Tcの2両編成で使用されています。37-38まで番号が進んだのち、今度は逆に
29-30、27-28と20番代に戻しています。なお、31〜36までは京急時代の面影を強く残す
非貫通型ですが、37-38以降の編成は貫通型に改造されて入線しています。 平成6(1994)年7月改正によって14両のうち8両が志度線へ、6両が長尾線へ配置となりました。 しかし琴電では1形式としては最大勢力を誇ってきたこの形式にも廃車の波が押し寄せてきました。 600・700形の導入によって平成11(1999)年に37-38が廃車となり、7月30日から8月1日にかけて 解体されています。 |
30形の車内です。京急時代の面影は結構残っていると思います。 29車内にて。(1998/03/04) |
30形のうち、37-38以降の車両は貫通型に改造されています。 29、志度にて。(1998/03/04) |