〜高松琴平電気鉄道・30形〜

30形

30形32
1998/03/04、瓦町にて

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 30形は元京急230形で昭和52(1977)〜54(1979)年にかけて14両が琴電に譲渡されました。 琴電ではMc-Tcの2両編成で使用されています。37-38まで番号が進んだのち、今度は逆に 29-30、27-28と20番代に戻しています。なお、31〜36までは京急時代の面影を強く残す 非貫通型ですが、37-38以降の編成は貫通型に改造されて入線しています。
平成6(1994)年7月改正によって14両のうち8両が志度線へ、6両が長尾線へ配置となりました。 しかし琴電では1形式としては最大勢力を誇ってきたこの形式にも廃車の波が押し寄せてきました。 600・700形の導入によって平成11(1999)年に37-38が廃車となり、7月30日から8月1日にかけて 解体されています。

30形車内
30形の車内です。京急時代の面影は結構残っていると思います。
29車内にて。(1998/03/04)

30形貫通型
30形のうち、37-38以降の車両は貫通型に改造されています。
29、志度にて。(1998/03/04)

走行音[tkr30a.ra/160KB]
収録区間:志度線 八栗新道→塩屋
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(釣りかけ駆動)
※37-38が廃車されたとはいえ、長尾・志度線においては依然として最大勢力を 誇る形式です。

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★このページの参考資料:
  交友社「鉄道ファン」1997年8月号、1998年11月号、1999年9月号
  ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年9月19日 最終更新:2009年1月25日
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