〜高松琴平電気鉄道・5000形〜
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※前ページの写真は5000形500、高松築港にて(1999.7.30)
5000形は琴平線の前身、琴平電鉄が1000形・3000形に続く増備車として、昭和3(1928)年に
大阪の加藤車輌に3両を発注した琴電オリジナル車です。もともとは制御車だったものですが、
昭和29(1954)年に電装化されて現在にいたっています。500・510・520の3両がいたわけですが
520は昭和60(1985)年に元京急600形の1070形の増備に伴って廃車され、近年は予備車扱いだった
510に関しても600・700形の導入に伴って平成10(1998)年11月20日をもって廃車となりました。
現在残っているのはトップナンバーの500の1両のみとなっています。 5000形は琴電のオリジナル車の中でも比較的原形の雰囲気をとどめている形式とされています。500は 長尾線で同じオリジナル車の3000形300と2連を組んで走っています。楕円型の車号プレートは 琴電オリジナル車の証です。 |
500の車内です。日よけはよろい戸式です。 500、高松築港にて。(1999/07/30) |
500は昭和3年2月、大阪の加藤車輌製作所製の車です。 500、高松築港にて。(1999/07/30) |