〜熊本市交・8800形〜
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8800形は1988年に登場した、熊本市交では2番目になるVVVF制御車両です。8801は「サンアントニオ号」、
8802は「桂林号」という友好・姉妹都市の愛称名が付けられています。この2両の車体は乗降口が
今までの中央から一番後ろに配置されているのが特徴ですが、この形は後の9200形には引き継がれず、
この形式だけのものになっています。また、1993年にはレトロ調車両が登場し、車号は101と付きましたが
これも8800形の仲間となっており、ひときわ異彩を放っている車両です。 制御装置は8200形に続き三菱製となりましたが、逆導通サイリスタからGTOサイリスタに変更になり また50KWモータを2個制御する1C2M制御となって、現在の路面電車の標準形となっています。この 走り装置は9200形にもそのまま引き継がれています。 |
101号車は1993年に登場したレトロ調車両です。外観はまったく違いますが、走行装置は8800形と
同一で、れっきとした8800形の仲間です。 101、味噌天神前にて。(1999/03/04) |
VVVF装置は床下にありますが、枕木方向に取り付けられてる関係上、ハッキリと見ることは
できませんが、位置だけは容易に分かります。 8801、健軍町にて。(1999/03/04) |