〜京都市交通局・10系〜
京都に地下鉄が開業したのは1981年5月29日のことで、最初に開業したのは烏丸線・北大路〜京都間6.5kmの
区間でした。その後3度にわたって延伸を重ね、烏丸線は現在、国際会館〜竹田間13.7kmとなっています。
この烏丸線用として登場したのが10系です。開業用として4連9本が用意され、後の1988(昭和63)年度には
6両に増結するための中間車18両と6連5本が登場しています。この2次車から前面形状が若干変更になっています。
最終的には1997(平成9)年度まで増備が続けられ、現在は6連20本が在籍しています。 基本仕様はアルミ車体・電機子チョッパ制御・回生ブレーキ付きで、増備車も含めて同一となっています。主電動機は130kW となっています。 |
10系の車内は白系の壁とグリーン系のモケットという構成で、比較的すっきりした印象です。
1216、竹田にて(1999/03/14) |
10系のチョッパ装置です。三菱製のフロン沸騰冷却方式・2500V-400A逆導通サイリスタという
構成です。
1202、竹田にて(1999/03/14) |