松本電気鉄道5000形－ Train Paradise～音鉄館

～松本電気電鉄・5000形～

5000形

5000形モハ5001
1999/09/08、新島々にて

　5000形は東急ファンならご存知の元東急5000系車両で、1986(昭和61)年12月24日の上高地線1500V昇圧にあわせて8両が導入されました。いずれも東急目蒲線で走っていた車両です。
入線の際にワンマン化改造のほか、3両が制御車化、2両が両運転台化されていますがそれ以外の個所はほぼ原形をとどめています。また直角カルダン駆動の車両ですが、上高地線ではそれほどスピードを出す区間が存在しないため、パワーそのものは比較的持て余しぎみだったように感じます。
　しかし1999(平成11)年に元京王3000系の3000形車両が入線し、5000形は順次廃車となり、2000(平成12)年に入り解体も行なわれています。同車が過去の車となってしまう日はそれほど遠くないようです。

5000形車内

5000形の車内です。吊革の広告は東急時代の現役そのままだったのにはさすがに驚かされました。 5002、松本にて。(1999/09/08)

■ 加速音[mtd5000b.ra/769KB]: 収録区間：上高地線下島→波田; RA形式：RealAudio 3.0 - ISDN Mono(Bitrate 40Kbps); 制御方式：抵抗制御; 駆動方式：直角カルダン駆動; ※拙者にとって東急時代を通しての初めての「カエル」収録でした。まず収録してみての感想を一言書きますと「とにかく静かでした」です。最高速度が低いこともあるのですが、直角カルダン駆動特有の唸りもあまり聞こえてこなかったことには驚きました。公開しましたファイルは、全区間を往復で通して乗って最も加速が楽しめたところをアップしていますが、それでも通常のファイルでは唸りがあまり聞こえてこないために Bitrateをワンランク上げてみました。相鉄線ユーザーの方ならば、ここで聞こえてくる直角カルダンの唸りは聞き慣れているものと思います。
ちょっとファイルサイズが大きいですが、聴いてくださりますと大変嬉しいです。

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★このページの参考資料：
　鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1998年4月増刊号
　ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」

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