〜名古屋鉄道・100系〜

100系

100系・111F
1999/01/19、犬山線上小田井にて

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※前ページの写真は144、赤池にて(1999/01/19)


 100系は豊田線用として1979年に登場した車両で、名古屋市交通局鶴舞線に乗り入れる ために一般車の18m車体・3扉ロングシートとは異なり、20m車体・4扉ロングシートで登場し ました。保安装置は名鉄のATSと鶴舞線のATCの両方を搭載しています。
 当初は4両編成で抵抗制御で登場したものの、1989年の増備車から界磁添加励磁制御に変更されました。 また車内のアコモデーションが変更になり、車号が200番台にも飛ばされた編成があります。 1993年には4両編成から6両編成に増強するために電動車と付随車が1両ずつ増結されましたが、 電動車は名鉄では初めてのVVVF制御となりました。またその後1994年7月に増備された最終編成は すべての電動車がVVVF制御で落成しています。
 車内は扉間1枚窓でカーテン付き、オールロングシートとなっています。現在は犬山までの 乗り入れが行なわれ、回送ながらも犬山橋を渡って新鵜沼まで顔を出す運用も見られます。

犬山橋と100系
犬山橋を渡る144以下6連。回送ながらも新鵜沼まで顔を出す運用があります。
犬山遊園〜新鵜沼にて。(1999/02/23)

VVVF装置
100系の増結中間車および最終増備車215Fの制御装置はVVVF制御で、三菱GTOです。
164、上小田井にて。(1999/01/19)

100系車内
100系は20m車体の4扉ロングシートです。扉間は1枚窓でカーテン付きです。
164、赤池にて。(1999/01/19)

走行音(抵抗制御車)[mt100d.ra/291KB]
収録区間:豊田線 三好ヶ丘→浄水(2000.02.25)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(CB27型)
主電動機:100kW(TDK8200-A型、歯車比6.07)
※100系の初期車・111F〜115Fは外扇モータであるTDK8200-A型電動機を使用しています。 そのため、高速域では迫力ある走行音になります。
走行音(界磁添加励磁制御車)[mt100c.ra/225KB]
収録区間:名古屋市交鶴舞線 御器所→川名(2000.02.27)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:界磁添加励磁制御(CB16C-40B型またはCB18C-25型)
主電動機:100kW(TDK8201-A型、歯車比6.07)
※116Fと211F〜214Fは界磁添加励磁制御車です。電動機出力は抵抗制御車と変わりませんが、 内扇モータになったため走行音自体はかなり静かになっています。
走行音(VVVF車)[mt100a.ra/191KB]
収録区間:名古屋市交鶴舞線 赤池→平針(1999.1.19)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO・1C4M制御、MAP174-15V38型)
主電動機:170kW(TDK6380-A型、歯車比7.07)
※6連化時の増結車と最終増備車の215FはVVVFインバータ制御です。三菱GTOの1C4M制御で 電動機は東洋電機製の定格170KWのものです。
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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」1995年11月号
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
 岡戸 秀郎氏「阿久比大使館」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年4月29日 最終更新:2009年1月25日
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