〜名古屋鉄道〜


 名鉄は、豊橋から新名古屋を通って新岐阜に至る名古屋本線を軸に、犬山や新可児、 知多半島方面や津島、黒野、谷汲方面など愛知県や岐阜県内に幅広い路線網を持つ 大手私鉄のひとつです。
 車両も3扉・4扉の通勤車から全席指定の特急車、軌道区間の路面電車やローカルの 気動車、そしてモノレールまでありとあらゆるものが一つの会社線内に揃っていると いう多彩ぶりです。名鉄といいますと小田急と並んで前面展望が楽しめるパノラマカー が有名ですが、1999年5月10日の改正で7000系白帯車が特急運用から引退し、 新しく投入された1600系に代わりました。それでも 急行や普通列車で前展望が楽しめるというのは東京に住んでいる人間にとっては羨ましい限り です。
 このコーナーでは1500V区間で主力として走っている形式から、600V区間の古豪の 走行音まで、幅広く取り扱っています。また1999年3月31日で廃止された美濃町線の 新関〜美濃間の通し収録ファイルも合わせて掲載しております。
さらに、大江にありますHSST実験線にて試験中のHSST-100L型の走行音を掲載しました。 中部HSSTは会社は別ですが、名鉄も関係していることからこちらに掲載させています。

※写真をクリックすると、各形式の詳細ページに飛びます。


300系 300系
走行音[mt300a.rm/RA8.0形式/331KB]
収録区間:小牧線 小牧→小牧原(2002.4.29)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱2レベルIGBT、1C2M2群制御)
主電動機:170kW(歯車比96:17=5.65)
※2003年3月に開業を予定している上飯田連絡線用の新型車です。制御装置は純電気ブレーキに対応していますが、 営業運転開始時点では使用されていませんでした。

HSST-100L型 中部HSST開発・HSST-100L型
走行音[hsst-100a.ra/601KB]
収録区間:大江実験線 大江〜東名古屋港往復(2000.8.25)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機GTO・リニアモーター駆動)
※実用化に向けて試験が進められているHSSTの貴重な走行音です。1.5kmの実験線を往復で収録して いますが、往路は70km/hで、復路は90km/hで走行しています。

800形 800形
走行音[mt800a.ra/239KB]
収録区間:美濃町線 岩田→岩田坂(2000.8.24)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱3レベルIGBT、1C2M制御)
主電動機:60kW×2(MB-5090-A型、歯車比84:15=5.6)
※初めて乗る前の予想に反して、とにかく走行音が静かな車両です。中央部の床がが低い部分 低床車として、美濃町線で活躍を始めています。

1600系 1600系
走行音(東芝)[mt1600sa.ra/412KB]
収録区間:西尾線 碧海桜井→米津(1999.8.31)
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝IGBT・個別制御)
主電動機:200kW(TDK-6381A型、歯車比85:14=6.07)
※第1・2編成は東芝製のVVVFを使用しています。音は3100系のものと同様です。ドアチャイムに ドア開閉予告に名古屋市交で使用している乗降促進ブザーまで積んでいるのには驚きです。

走行音(三菱)[mt1600ma.ra/406KB]
収録区間:名古屋本線 新名古屋→金山(1999.8.31)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IPM・個別制御)
主電動機:200kW(TDK-6381型、歯車比85:14=6.07)
※第3・4編成は三菱製のVVVFを使用しています。こちらも3100系のものと音は同じです。 新名古屋駅独特のベルの音色・鳴らし方が名鉄らしいかな〜と思います。

1000系 1000・1200系(パノラマスーパー)
走行音[mt1000b.ra/491KB]
収録区間:名古屋本線 国府宮→新一宮(2000.02.24)
制御方式:界磁チョッパ制御(PE39C2型またはPE39C3型)
主電動機:150kW(TDK8225-A型、歯車比4.82)
※名古屋本線を走る一部特別車の特急の一般席車両で収録したものです。

パノラマホーン(WAV)[mt1000ph.wav/477KB]
  パノラマホーン(RA)[mt1000ph.ra/43KB]
収録区間:犬山線 犬山遊園→新鵜沼(1999.2.23)
※現在の名鉄で最も有名な「パノラマホーン」です。犬山橋や新名古屋駅など、多くの場所で 聞くことのできる補助警笛です。

3100系 3100系
走行音(東芝)[mt3100sa.ra/224KB]
収録区間:犬山線 木津用水→犬山口(1999.4.9)
制御方式:VVVFインバータ制御(東芝IGBT・個別制御)
主電動機:170kW(MB-5059-B型、歯車比96:17=5.65)
※3101〜3106、3116〜3120は東芝のVVVF装置です。東芝IGBT第2世代と思われる音が 出ています。ドアチャイムも装備しています。

走行音(三菱)[mt3100ma.ra/239KB]
収録区間:名古屋本線 新清洲→須ヶ口(1999.2.23)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱IGBT・個別制御)
主電動機:170kW(MB-5059-B型、歯車比96:17=5.65)
※3107〜3115は三菱のVVVFです。非同期の音がやや高めで、減速時の停車寸前の音も かなり独特な音のような感じがします。

3500系 3500系
走行音[mt3500a.ra/152KB]
収録区間:名古屋本線 東笠松→笠松(1999.2.22)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機GTO・1C8M制御)
主電動機:170kW(TDK6380-A型またはMB5059-B型、歯車比96:17=5.65)
※3500系は東洋GTOのVVVF装置を採用しています。他社でも聞くことができるような 一般的なタイプです。

3700系 3700系
走行音[mt3700a.ra/245KB]
収録区間:名古屋本線 須ヶ口→新清洲(1999.2.22)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機GTO・1C8M制御)
主電動機:170kW(TDK6380-B型、歯車比96:17=5.65)
※3700系は3500系と同じ東洋GTOで、他社の車両と比較しても特に目立って変わった ところは見当たりません。ドアチャイムはどこかで聞いたようなものですが、 独特な音ですね。

走行音(VVVF装置真上)[mt3700b.ra/360KB]
収録区間:犬山線 柏森→江南(1999.4.9)
※VVVF装置の真上で収録すると、VVVF装置からの雑音が強烈に入ってきます。これは 東洋GTOの1C8M車に多く見られる現象ですが…

100系 100系
走行音(抵抗制御車)[mt100d.ra/291KB]
収録区間:豊田線 三好ヶ丘→浄水(2000.02.25)
制御方式:抵抗制御(CB27型)
主電動機:100kW(TDK8200-A型、歯車比6.07)
※111F〜115Fの5本のうちの4両は抵抗制御車となっており、主電動機は外扇型のタイプです。 豊田線内を100km/hで飛ばす走行音は迫力があります。

走行音(界磁添加励磁制御車)[mt100c.ra/225KB]
収録区間:名古屋市交鶴舞線 御器所→川名(2000.02.27)
制御方式:界磁添加励磁制御(CB16C-40B型またはCB18C-25型)
主電動機:100kW(TDK8201-A型、歯車比6.07)
※116Fと211F〜214Fのうちの4両は界磁添加励磁制御となっています。主電動機は内扇型のタイプとなり だいぶ静かになっています。

走行音(VVVF制御車)[mt100a.ra/191KB]
収録区間:名古屋市交鶴舞線 赤池→平針(1999.1.19)
制御方式:VVVFインバータ制御(三菱GTO・1C4M制御、MAP174-15V38型)
主電動機:170kW(TDK6380-A型、歯車比7.07)
※名古屋市交通局鶴舞線乗り入れ用に造られた車両ですが、当初の4連から6連に増結する 時に増備された電動車は名鉄では初めてのVVVF制御となりました。

6000系 6000系
走行音[mt6000a.ra/272KB]
収録区間:名古屋本線 金山→ナゴヤ球場前(1999.4.9)
制御方式:抵抗制御(CB27C-55型)
主電動機:150kW(TDK8050-A型、歯車比6.07)
※名鉄の通勤車スタイルの出発点となった形式で、1977年に通勤車としては初のブルーリボン賞を 受賞した栄光ある車両です。

6500系 6500系
走行音[mt6500a.ra/247KB]
収録区間:名古屋本線 ナゴヤ球場前→金山(1999.4.9)
制御方式:界磁チョッパ制御(PE39A・PE39B型など)
主電動機:150kW(TDK8225-A型、歯車比6.07)
※6000系の省エネ版として、抵抗制御を界磁チョッパ制御に変更し、回生ブレーキを 付けた車両です。

6800系 6800系
走行音[mt6800a.ra/250KB]
収録区間:犬山線 布袋→江南(1999.4.9)
制御方式:界磁添加励磁制御(CB16C-40A型)
主電動機:150kW(TDK8050-A型またはTDK8051-A型、歯車比5.60)
※本来は6000系の仲間ですが、制御方式が変更になったことから6800系と区別して 呼んでいるようです。

5500系 5500系
走行音[mt5500b.ra/426KB]
収録区間:名古屋本線 新木曽川→笠松(2000.02.25)
制御方式:抵抗制御(MC11A型またはMC11B型)
主電動機:75kW(TDK825-A型、歯車比4.875)
※登場後40年を経過して今もなお活躍中のSR車です。急行で収録しましたので110km/hの迫力ある 走行音が楽しめます。

5300系 5300系
走行音[mt5300a.ra/165KB]
収録区間:名古屋本線 石刀→今伊勢(2000.03.27)
制御方式:界磁添加励磁制御(CB16C-40型)
主電動機:75kW(TDK823-0A型、歯車比4.50または4.875)
※5300系は5000・5200系の足回りを流用して登場した車両です。

7000系 7000系
走行音[mt7000b.ra/454KB]
収録区間:名古屋本線 笠松→新木曽川(2000.02.25)
制御方式:抵抗制御(MC11系列)
主電動機:75kW(TDK825系列、歯車比4.875)
※元祖パノラマカーです。一般車と元特別車の2タイプがありますが、ここでは一般車での走行音を 掲載します。特別車での走行音は7700系で扱います。

7700系 7700系
走行音[mt7700a.ra/217KB]
収録区間:犬山線 徳重→西春(2000.03.27)
制御方式:抵抗制御(MC11E系列)
主電動機:75kW(TDK825/3-A2型、歯車比4.875)
※分割併合に対応した平運転台のパノラマカーです。現在は2両固定のみですべて特別車仕様です。 足回りは7000系とほぼ同一ですが、特別車仕様のためか若干走行音が静かな気がします。

7500系 7500系
走行音[mt7500a.ra/195KB]
収録区間:犬山線 木津用水→扶桑(1999.4.9)
制御方式:抵抗制御(ES758B型)
主電動機:75kW(TDK848-0A型、歯車比4.93)
※7000系パノラマカーをベースに下回りを変更した車両です。発車するときには 電子ホーンを鳴らします。

3300系 3300系
走行音[mt3300a.ra/175KB]
収録区間:各務原線 名電各務原→二十軒(1999.2.23)
制御方式:抵抗制御(ES568A型、AL制御)
主電動機:112.5kW(TDK528/18PM型、歯車比3.21、つりかけ駆動)
※登場は1987年と比較的新しいのですが、旧型車の足回りを流用しているため釣り掛け駆動車です。 名鉄では珍しい3両編成です。

3400系 3400系(イモムシ)
走行音[mt3400a.ra/318KB]
収録区間:広見線 富岡前→善師野(1999.8.31)
制御方式:抵抗制御(ES568A型、AL制御)
主電動機:112.5kW(TDK528/18PM型、歯車比3.21、つりかけ駆動)
※「イモムシ」は動体保存車的な存在で、鉄道友の会「エバーグリーン賞」を受賞した車両です。 現在は広見線を中心に走っています。

6750系 6750系
走行音[mt6750a.ra/180KB]
収録区間:瀬戸線 印場→旭前(1999.2.23)
制御方式:抵抗制御(ES568A型、AL制御)
主電動機:112.5kW(TDK528/18PM型またはTDK528/12KM型、歯車比3.21、つりかけ駆動)
※瀬戸線で活躍している車両です。旧型車両の足回りを流用した釣り掛け駆動車です。 6000系に押されぎみですが、まだまだ活躍しそうです。

キハ8500系 キハ8500系
加速音[mt8500a.ra/370KB]
収録区間:名古屋本線 国府宮→新名古屋(2000.02.24)
駆動機関:NTA855-R1(355PS)×2
変速機:C-DW14(直結2段式)
※JR高山線直通の特急「北アルプス」に使用される特急型気動車です。JR東海キハ85系に準じた 性能をもち、キハ85系との併結も可能です。

キハ30形 キハ30形(LE-Car)
走行音[mt30a.ra/330KB]
収録区間:八百津線 兼山→中野(2000.03.27)
駆動機関:PE6HT03A(250PS)×1
変速機:TACN-22-1108(直結2段式)
※八百津線や三河線などで運用されている閑散路線区向けレールバスです。4両が在籍しています。

モノレールMRM100・200形 モノレールMRM100・200形
走行音[mtmrm100a.ra/413KB]
収録区間:モノレール線 犬山遊園→成田山→動物園(2000.02.24)
制御方式:抵抗制御(MMC-MBM-5型)
主電動機:70kW(HS-510-Crb型、歯車比1:15)
※1962(昭和37)年登場のモノレール車両で、国内で営業運転中のモノレール車両の中では最も古い 車両です。全区間収録です。

510形 510形
走行音[mt510a.ra/191KB]
収録区間:揖斐線 又丸→北方東口(1999.3.18)
制御方式:HL(手動間接式)制御(HL-480F型)
主電動機:63.4kW×4(TDK516-A型、歯車比2.65、つりかけ駆動)
※大正15年製という、名鉄では最も古い車両です。国内でも大正生まれの車両が現役で 走っているところはもう他にないのでは?と思います。

570形 570形
走行音[mt570a.ra/120KB]
収録区間:岐阜市内線 西野町→本郷町(1999.2.22)
制御方式:直接制御
主電動機:37.3kW×2(MT60A型、歯車比4.50、つりかけ駆動)
※岐阜市内線で活躍している、都電6000形と同一設計の車両です。

590形 590形
走行音(その1)[mt590a.ra/RealAudio5.0/1261KB]
収録区間:美濃町線 新関→美濃(廃止区間)(1999.2.23)
制御方式:直接制御
主電動機:45kW×2(TDK535-1A型、歯車比3.05、つりかけ駆動)
※1999年3月31日限りで廃止となった美濃町線末端区間・新関〜美濃間の走行音です。 ノーカットで掲載しています。およそ14分20秒あります。

走行音(その2)[mt590b.ra/RealAudio5.0/1235KB]
収録区間:美濃町線 美濃→新関(廃止区間)(1999.2.23)
※上記の逆行程のノーカット収録ファイルです。およそ14分のファイルです。

600形 600形
走行音[mt600a.ra/255KB]
収録区間:美濃町線 下芥見→岩田(1999.2.23)
制御方式:HL(手動間接式)制御(HL480-F型)
主電動機:60kW×2(TDK516-E型、歯車比2.65、つりかけ駆動)
※美濃町線の新岐阜乗り入れ用に造られた600Vと1500Vの両方に対応できる複電圧車です。 1971年の鉄道友の会ローレル賞受賞車両です。

750形 750形
走行音[mt750a.ra/253KB]
収録区間:谷汲線 稲富→更地(1999.2.22)
制御方式:HL(手動間接式)制御(ES155型)
主電動機:48.49kW×4(WH546-J型、歯車比3.83、つりかけ駆動)
※750形は昭和3〜4年生まれという古豪です。今となっては貴重な車両といえるでしょう。

780形 780形
走行音[mt780a.ra/189KB]
収録区間:揖斐線 相羽→下方(1999.2.22)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機GTO・1C2M制御)
主電動機:60kW×2(TDK6307-A型、歯車比72:11=6.545)
※岐阜市内線・揖斐線に投入された久々の新車はVVVF車です。最大3両までの連結が可能で 770形とともに岐阜市内線・揖斐線直通列車に使用されています。また岐阜市内線のみの 運用にもつくことがあります。


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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年4月28日 最終更新:2009年1月25日
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