〜名古屋鉄道・300系〜
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※前ページの写真は314F、犬山にて(2002/04/29)
小牧線は上飯田〜犬山を結ぶ路線ですが、名古屋市側のターミナル・上飯田駅は名古屋市交通局名城線の
平安通駅から約1km離れているため鉄道不連続区間となっており、都心部側へのアクセスはバスに頼らざるを
えない状態でした。この不連続区間を解消するため上飯田駅の一つ前・味鋺駅から平安通駅までの3.1kmを
地下線とし、名城線に接続する上飯田連絡線が計画され2003年3月に開業する見こみとなりました。味鋺〜上飯田
は名鉄が、上飯田〜平安通は名古屋市交通局が運営主体となります。 300系はこの連絡線用に用意された車両です。ステンレスボディは名鉄では初のものです。2M2Tの4両編成(ク310 −モ320−モ330−ク340)で片側4扉となっています。車内は車端部と中央部がロングシート、残りの部分が転換 クロスシートの混合配置となっています。主制御装置は三菱製の2レベルIGBTを使用し、1C2Mの2群制御として M車各車に搭載されています。モ320の制御装置はSIVのバックアップ機能を備えたデュアルモードインバータと なっています。また将来的に純電気ブレーキを導入できる仕様になっています。 |
ロングシートと転換クロスシートが混在の車内。握り棒は明るいピンク色です。
モ334にて(2002/04/29) |
左はモ324の制御装置、右はモ334の制御装置です。モ320の制御装置はSIVバックアップを備えた
デュアルモードインバータとなっています。
2枚とも犬山にて(2002/04/29) |