〜名古屋鉄道・3400系〜

3400系

3400系・3401F
1999/08/31、犬山線犬山にて

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 3400系は1937(昭和12)年に登場した特急車で、当時国内で流行していた流線形の車体を 持つ車両です。その車体にスカートをはいた姿は「イモムシ」という愛称がつけられて 親しまれています。登場当時は2両編成だった同車は、戦後に4両編成に増強されて 比較的近年まで本線系統で活躍していましたが、現在は1編成2両の在籍となっています。 塗装はクリームの時代、赤塗装の時代とありますが、現在は登場時のグリーンの塗装で 活躍中です。なお現在は冷房装置も搭載しています。
 残った1編成は動体保存的な存在ですが、平日の朝ラッシュ時に広見線で運用される姿を 見ることができます。1993(平成5)年には鉄道友の会「エバーグリーン」賞を受賞しています。

1600系車内
3400系の車内はドア部分を除いて転換クロスシートが展開しています。現在は冷房装置を 積んでいて、1両あたり4台のユニットが室内に大きく張り出しています。
3401、犬山にて。(1999/08/31)

1運転台
3400系の運転台です。中央に配置されています。
3401、犬山にて。(1999/08/31)

1600系車内
車内には「エバーグリーン賞」のプレートが掲出されています。
3401、犬山にて。(1999/08/31)

走行音[mt3400a.ra/175KB]
収録区間:広見線 富岡前→善師野(1999.8.31)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:抵抗制御(ES568A型、AL制御)
主電動機:112.5kW(TDK528/18PM型、歯車比3.21、つりかけ駆動)
※夏季の収録であるため冷房装置の雑音が少し入っていますが、力行時の進段の様子など かなりはっきり分かると思います。
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★このページの参考資料:
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
 岡戸 秀郎氏「阿久比大使館」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年9月17日 最終更新:2009年1月25日
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