〜名古屋鉄道・3500系〜

3500系

3500系・3507F
2000/02/24、名古屋本線新岐阜にて

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 3500系は名鉄の新時代の通勤車両として1993年6月に登場した車両です。名鉄では初めて 電気指令式ブレーキを取り入れた車両で、前面には「ECB」のプレートが取り付けられ ています。制御装置はVVVF制御となり、装置は東洋電機製のGTO素子使用のもので、電動機出力は170KW、最高速度は 120km/hに設定されています。なお、従来からの6000系列とは併結ができませんが、後継の 3700系・3100系とは併結が可能です。
 車体は6500系の後期車とほぼ同じですが、前面にはスカートが取り付けられているため、 識別することは容易です。車内はオールロングシートで、貫通扉上にはLED案内表示器が 取り付けられていて、走行時にはスピードも表示されます。
 3500系はは4連34本の合計136両が増備され、名鉄の通勤車の一角を占めるまでに なりましたが、後継車両の3700系が出た現在、3500系の増備は打ち切られたものと思われます。 本線や亜幹線を中心に急行運用や4連単独での普通運用に限定して使われているようです。

VVVF装置
3500系のVVVF装置は東洋GTOで、1C8M制御です。他社にも見られる独特の形をしているため メーカの判別はとても容易です。
3653、須ヶ口にて。(1999/02/22)

3500系車内
3500系の車内はオールロングシートの配置で、名鉄通勤車の標準配置です。中吊り広告の 位置に特徴があります。
3655、新木曽川にて。(1999/02/22)

走行音[mt3500a.ra/152KB]
収録区間:名古屋本線 東笠松→笠松(1999.2.22)
RA形式:RealAudio 3.0 - 28.8 Mono, full response(Bitrate 16Kbps)
制御方式:VVVFインバータ制御(東洋電機GTO・1C8M制御)
主電動機:170kW(TDK6380-A型またはMB5059-B型、歯車比96:17=5.65)
※東洋GTOのVVVF装置ということで、他社でもよく聞かれるパターンの音です。
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★このページの参考資料:
 交友社「鉄道ファン」1995年11月号
 ジェー・アール・アール「私鉄車両編成表」
 岡戸 秀郎氏「阿久比大使館」
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(C)音鉄館/OTOTETSU-KAN/おとてつ 1997-2009 作成:1999年4月29日 最終更新:2009年1月25日
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