〜名古屋鉄道・5500系〜
5500系は1959(昭和34)年に登場した形式で、登場当時から冷房車となっています。片側2扉の
転換クロスシート車で、側面窓は2連の2段窓となっています。 足回りは5000系と同様のオールM・75kW電動機となっています。4連・2連それぞれ5本ずつ、 合計30両の在籍で今まで1両も廃車されることなく活躍してきましたが、2000(平成12)年に 名古屋地区を襲った集中豪雨により5505Fが浸水の被害に遭い、廃車となっています。 また5509号車は過去に火災の被害に遭い、復旧時に高運転台構造とされています。5500系は 7000系などとも併結することが可能なため、支線系統のほか本線でも活躍しています。 |
5500系の車内です。扉付近の一部座席がロングシートになっていますが、その他はすべて
転換クロスシートの配置となっています。
5553、新岐阜にて。(2000/02/25) |