〜名古屋市交通局・3050系〜
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※前ページの写真は、3157F、伏見にて。(1998/12/26)
鶴舞線は都市計画3号線として建設された路線で、名古屋市交では初めて名鉄と相互乗り入れを
開始した路線です。赤池では名鉄豊田線と、上小田井では名鉄犬山線と接続し、新名古屋駅が
手狭な名鉄にとっては貴重な都心直通路線となっています。鶴舞線には3000系と3050系が在籍し
ており、名鉄からは100系が乗り入れてきます。 3050系は1992年に登場したVVVF制御車で、現在までに58両が投入されています。6連を1編成とする 鶴舞線において、58両というのは半端な数字なのですが、これは3159Fの中間2両に3000系の 電動車ユニットを挟んでいるためで、この編成については電機子チョッパとVVVF制御車が混在し ています。3000系と3050系では車体が異なるため、外観からもすぐに見分けがつきます。 車体はステンレス製で、直線と角を強調したデザインが特徴です。特に赤池方の3150は両パンタ のM車であるため、格好いい印象を受けました。路線カラーはブルーで、そのブルーの帯を まいています。 VVVF制御装置は、三菱が元設計のようで三菱・日立・東芝の3社共通設計となっているようです。 ただし、現段階で日立だけは確認できておらず、三菱・東芝だけの確認となっています。名鉄にも 乗り入れるため、架空線方式となり、また電動機出力もアップされました。そのためMT比は3M3Tと なり、各M車に制御装置が搭載されています。 車内の座席はブルーで、貫通扉上にはLED案内表示器が設置されていますが、この3050系は 2つ設置されていて、2行表示が可能になっています。 |
3050系のVVVF装置。これは東芝製ですが共通設計です。
3755、金山にて。(1999/01/19)
3050系のシートはブルーです。また貫通扉上のLED案内表示器は2行タイプとなっています。 3353にて。(1998/12/26) |
3159Fは中間に3000系の電動車ユニットを挟んでいます。このとおり車体が異なるため すぐに見分けがつきます。3759(左)・3806(右)連結部にて。(1999/01/19) |