〜名古屋市交通局・5050系〜
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※前ページの写真は、5160F5660、栄にて。(1998/12/26)
東山線は都市計画1号線として建設され、名古屋市交では一番最初に開業した路線です。
中心地・栄や名古屋を通り、藤ヶ丘などのニュータウンを結ぶ名古屋市交では最も混雑する
路線となっています。その東山線の輸送力増強および在来車の置き換えとして1991年に登場
したのが5050系で、名城線2000系に次ぐVVVF制御車となりました。現在では6連21本が在籍し、
5000系に代わって東山線の最大勢力になりつつあります。路線カラーはウィンザーイエロー
です。 車体はアルミ車体の5000系と異なり、ステンレス車体となりました。ウィンザーイエローと 白色の帯をまいていますが、ドア部分にもまかれています。また前面の非常扉が オフセットであるため、すっきりした感じとなっています。台車はボルスタレス台車を使用して います。MT比は4M2Tです。 VVVF制御装置は、走行音から判断して日立が元設計と思われますが、製造は三菱・東芝も 担当しており、電動機も3社共通で担当しています。しかし、音には差がないために乗っていて 特にメーカが判断できるというものでもなさそうです。 客室内は貫通扉上にLED案内表示装置が取り付けられ、客ドア上部にはマップ式の路線図が 取り付けられています。また比較的新しい編成にはドアチャイムもついています。このチャイ ムはいわゆる「営団タイプ」で2回鳴りますが、2回目のタイミングが遅いのが特徴です。 |
5050系のVVVF装置。3社とも同じ形です。
5468、上社にて。(1999/01/19)
5050系のシートはオレンジ色です。優先席はグレーとなっています。 貫通扉上にはLED案内表示器が設置されています。5460にて。(1998/12/26) |
貫通扉上に設置されている案内表示器です。9文字表示タイプです。5460にて。(1998/12/26) |
側扉の上にはマップ式の路線図が設置されています。5460にて。(1998/12/26) |